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投影

全てを壊したいと思った夜
僕を解き放ったのは君で
こんなに愛おしい君には
こんなに破壊力があったんだね
僕なんていつでも壊れるとおもっていた
壊れたくないと考えたのは気の迷いで
実は壊れるべきだと思い知らされた
一方的な愛は自分に突き刺さる
自分を愛せなくて向かったところは愛ではなかった
投影は美しく見せて実は醜い
ありきたりな言葉が身に染みる

「そうなの?」って微笑みながら言うんだろ
違う返事かもしれないけど僕には聞こえない
君を待っている訳ではないんだ。
もう何も映らないから

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