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Apple IDが乗っ取られかけた話

皆さんどうもこんばんは。
テストが終わってから暇で暇で...というと各方面から怒られそうな気もしますが、そんな感じでのんびり過ごしているところです。
最近「一緒に文章を書いてくれる人がいたらいいなあ...」というようなことを考えています。一人だとどうしても「やりたくねえ...」って悪魔が頭をかすめてくるので。
ついでに、一回真面目に文章術の勉強したいのですが、めんどくさすぎてほとんど手を出していません。もし有志がいらっしゃれば一緒に文章術の勉強しませんか...

それはともかく、今日のお話です。

突然ですが、皆さんはアカウントのなりすまし/のっとりを経験されたことはあるでしょうか。ほとんどの人はないと思いますし、私自身も「勝手にお金引き出されてる!?」とか「メイン垢が勝手に知らないツイートしてる!!」とかヤバいことになったことはありません。
逆に、もし経験済みの方いたらいろいろ教えてください。

けれど、その一歩手前、アカウントのパスワードを変えたという内容のメールが届いたことはあります。(正直普通に乗っ取られてますね。はい。)
まあこのアカウントというのがtwitterとかyoutubeとかどうでもいいやつなら大目に見れんこともなかったのですが、これが相当ヤバいアカウントだったのです。

そのアカウントとは

Apple IDでした。
まあ言わずもがなでしょうが、これが乗っ取られると相当厳しいです。別のデバイスからスマホとアカウントの紐づけが解除されることでスマホが文鎮になってしまいます。その他、バックアップとかもすべて塵と化してしまうのできついです。

そんなヤバヤバな話なのですが、ことは一通のメールから始まります。

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当時、受験勉強真っ最中で朝型の生活を送っていた私は、(さらっと書いてますけど、今では絶対できません笑)朝起きてメールを確認してがく然としました。どうやら寝ている間にパスワードが変えられていたようです。
これにはさすがにビビって「やべえやべえやべえ」って感じで、メールに書いてあるリンクから即パスワードを変更しました。
(注:この行動は基本的にやってはいけない行動です。同様のメールが来た際は、フィッシング詐欺を疑いメール内のリンクはふまずに直接ブラウザからサイトにアクセスしてください。)
ただ、この時は幸福な(不幸?)ことにガチアップルからのメールだったのでパスワードの変更ができました。どうやってパスワードが変更できたかというと、「秘密の質問」があったからです。これがあればどうにか生きていけるようです。
ともかくアップルはこれで窮地をしのげたのですが、一息つく暇はありません。なんと当時アカウントのパスワードはほとんど同じだったからです。何ならメールアドレスも一緒なんで情報は完全に筒抜けだった可能性が高いわけです。

とりあえず手当たり次第にyahooとgoogle、ついでに前々から不正アクセスのメールが来ていたtwitterのパスワードも変更しました。これで全体の処置は一通り完了しました。

しかしどこからアクセスが漏れたのでしょうか。突然なぜパスワードが変更される事態になってしまったのでしょうか。
それを考えるヒントは、どうやらyahooにあったようです。

ログイン履歴

これは当時のyahooメールのログイン履歴なのですが、上の写真のメールが届いた時(12/27、5:09)までにすでにたくさんの不正ログインがあったことが分かります。中国やら台湾やらオランダから繰り返し不正アクセスがあったようです。どうやら前々から狙われていたみたいですね...

さらに、これは偶然かもしれないのですが、上の画像と、最初に上げたメールの画像を、時間に注目して見比べてください。
いずれも、5時9分に作業が行われていることが分かります。このような偶然があるでしょうか。
つまり、appleを乗っ取った犯人とyahooを乗っ取った犯人は同一人物で、yahooを攻略したのちにappleを乗っ取ろうとしていたのです。(実は)これと同時期にtwitterの不正ログインに関するメールも来ていたことを考えると、パスワード、メールアドレスが同一だったapple, twitter, yahooが同時に乗っ取られかけていたのです。怖いですねえ...

ともかくこれで私は窮地を切り抜けたのですが、そのあともしばらくはappleのパスワードを変えようとする試みが見られました。結局パスワードは抜けなかったようでしたが。

パスワードリセット1

皆さんもアカウントの乗っ取りには気を付けましょう。本当に簡単に起こります。万が一乗っ取られてしまった方は急いでパスワードの変更を行いましょう。意外と今回みたいにどうにかなるかもしれません。

それでどうにもならなかった人は...
ネタにしましょう。もちろん直後は相当つらいでしょうが、時間が経てばゆっくりとショックは薄れていくものです。飲み会とかで話したら意外と盛り上がりますよ。

ではでは~

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