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閉鎖病棟で看護師から言われた3選

精神科の急性患者を受け入れる病棟は、
一般的に男性看護師が多いそうです。
私の入院していた閉鎖病棟では、男女比1対2くらいで、
女性看護師さんが多かったです。

看護師さんは皆さん優しくて、とてもお話上手でした。
看護師さんとの会話が、私の気分を晴らしてくれたこともあります。

閉鎖病棟にいる間、看護師さんに言われて印象に残っている言葉を3つ、メモしておきます。


1. 歩くの早いですね


私は、入院中に個室から自由に出ることを許されていませんでした。
そのため、お風呂やトイレへ行くためにも、ナースコールで看護師さんを呼んで、付き添ってもらう必要がありました。

一緒に看護師さんとお風呂へ行った際、
「歩くの早いですね」
と人生で初めて言われました。もともと歩くのは遅い方なので、驚きです。

精神科の病棟なので、身体が悪い患者さんが多い訳ではありません。
でも確かに、ぱきぱき歩く患者さんは少なかったように思います。
むしろ、足元がおぼつかない患者さんが多くいました。
心の状態が体にもダメージを与えるのでしょうか。

入院前は、「命の危険もある」
と医師に言われていた私が、
相対的に健康的な身体状態だったので、変な気分でした

2. 安心してね


入院中、夜に叫び声が聞こえてきました。
意味のある言葉になっていないような大声。

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