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養護教諭を辞めた理由3選

大学4年時、某県の教員採用試験に合格。

その後、12年間、中学校の養護教諭として勤務し、出産を機に退職しました。

退職理由として、主な理由は3つ。

  1. 出勤時間が早く、退勤時間が遅い。

  2. 1人職で、他に業務を任せられる人がいない。

  3. 修学旅行やスキー学習など、年間10日程度は、泊りがけの仕事がある。

定時は朝8時からですが、実際、生徒が登校するのは7時台。
登校中にケガをする生徒もいるので、遅くとも7時40分頃には保健室を開けておかなければなりません。

となると、出勤前に、自分の子どもを保育園に送っていく必要があるのですが、保育園が預かってくれる時間は早くて7時30分・・・。

時短勤務という選択もできましたが、養護教諭は、基本1人職。
時間を短くした分、業務も軽減されるかといえば、そうではなく、
勤務時間内にできなかった仕事は、家で子どもを寝かしつけたあとに行う必要があります。

同じ時期に産休・育休に入った知り合いの教員は、
寝かしつけが終了した夜10時から翌日の授業準備を開始し、眠るのは深夜1時過ぎだそうです。(※起きるのは朝5時)

ひいい・・・過酷"(-""-)"

お給料を頂いて仕事をしているからには、手を抜かずにやりたい。
でも、子どもとの時間だって大切にしたい。

結局、育休を2年間消化した後、養護教諭を辞めるという決断をしました。

仕事と家庭を両立させることは、私の体力的に、かなり厳しそうで・・・。

新卒3年以内の教員の離職率は45.8%だそうです。学校を内側から見てきた人間としては(そりゃ、そうなるよなあ)という感じ。
過酷だもん。土日も部活だし、プライベートの時間なんてほぼ無い。

どうか、今の若い人たちが、「先生になりたい!」と思える職場環境になりますように・・・。(ススメ…働き方改革…)




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