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Fortnite(フォートナイト)メタバース マーケティング事例7選◎プロモーション・ブランディング活用

はじめに

デジタル時代の進展により、企業のマーケティング・プロモーション活動は日々進化しています。その中でも注目を集めているのが「メタバース」と呼ばれる仮想空間です。特に、Fortniteメタバースは企業や商品のマーケティング、プロモーションに新たな可能性を提供しています。本記事では、Fortniteメタバースを活用した企業のマーケティング・プロモーションの事例を紹介し、その可能性について解説します。


Fortniteメタバースとは

fortnite.comより引用

Fortniteは、Epic Gamesが開発・運営するオンラインゲームで、月間アクティブユーザー数は7000万人以上、総ユーザー数は5億人を超える大人気ゲームです。しかし、Fortniteは単なるゲームに留まらず、メタバースプラットオームとしての側面も持っています。Fortniteでは一般のユーザー(企業や個人)がメタバース・ゲームをデザインし、公開することができます。近年企業や自治体がFortnite上にゲーム・メタバースを制作しプロモーション・ブランディング目的での利用も進んでいます。他のメタバースとの違いとして、Fortniteは既存の巨大なユーザー基盤を持ち、特に若年層に人気が高い点が挙げられます。また、高度なグラフィックとインタラクティブな要素が、プロモーション活動をより魅力的に演出します。

マーケティング・プロモーションの新しい形Fortniteメタバース

企業がマーケティングやプロモーションを行う目的は多岐にわたります。ブランド認知度の向上、新製品の発表、ターゲットオーディエンスとのエンゲージメント向上などが主な目的です。従来の手法としては、テレビCMやSNS広告、イベント開催などが一般的でした。しかし、デジタル化の進展とメタバースの登場により、企業のマーケティング・プロモーションは新たな段階に入りました。メタバースを活用することで、物理的な制約を超えた広範囲なマーケティング・プロモーションが可能となり、特に若年層へのリーチが期待できます。メタバースでのマーケティング・プロモーションは、インタラクティブな体験を提供できるため、従来の手法に比べてエンゲージメントが高まりやすいというメリットがあります。

Fortniteメタバースマーケティング活用事例

Fortniteメタバースマーケティング活用事例① 日産の事例

日産が描いた未来の世界「Electrify the World」をオリジナルワールドとして制作。日産のコンセプ トカーが登場するワールド内を、爽快なアクションで駆けめぐり、失われた光を街に取り戻していくストーリー。このように企業においては施設や新商品などをFortnite内で再現することでブランドや商品の世界観を伝えるようなマーケティングやプロモーション、ブランディングが行われています。

Fortniteメタバースマーケティング活用事例② コカ・コーラの事例

「Pixel Point」は、コカ・コーラの限定フレーバー「Zero Sugar Byte味」をPRするための場所です。このメタバース・ゲーム名は「(限定フレーバーが)ピクセルのような味」であることが由来となっています。「ピクセル」ということで、マップの全体的な雰囲気は、昔懐かしい80年代のネオンデザインを彷彿とさせる作りとなっており、「タワー(出されたお題をクリアしていく)」や「エスケープ(即死判定の床からパルクールで逃げる)」など4種類のゲームを遊ぶことができます。

Fortniteメタバースマーケティング活用事例③ マクドナルドの事例

ファストフード大手マクドナルドの公式ワールド「WcDonald’s Tycoon」が公開。日本アニメと絡めたプロモーション企画「WcDonald(ワクドナルド)」がテーマです。ワクドナルドとは、日本のアニメでよく見られる「マクドナルドっぽい見た目だけど、看板が“M”ではなく“W”になっているハンバーガーのお店」を、視聴者がネタにしていたものです。ゲームの内容は自分たちのワクドナルド店舗を発展させていくという内容になっております。

Fortniteメタバースマーケティング活用事例④ NTTドコモの事例

NTTドコモが提供する子どもやそのご家族に学びや楽しさを提供する子ども向けのブランド「comotto」内で農業体験ができるメタバース「comotto FARM TYCOON」を制作。

Fortniteメタバースマーケティング活用事例⑤ 東京ドームの事例

「東京ドーム」をモチーフにした「Tokyo Dome WARS」を公開。東京ドームの外観・内観を細部までリアルなスケールで再現されており4人組4チーム(合計16人)によるバトルロイヤルゲームです。

Fortniteメタバースマーケティング活用事例⑥ ホテルプラザオーサカの事例

「ホテル プラザオーサカ」は19階にある鉄板焼「逢坂」(おうさか)を舞台のアスレチックマップ「和牛鉄板パルクール」を公開。プラザオーサカの外観も再現されており、逢坂のお店の特徴の長い鉄板をイメージしたステージを、プレイヤーは小さくなってアツアツの鉄板に落ちないようにステージクリアを目指すアスレチック要素のゲーム性をもったメタバース空間となっております。

Fortniteメタバースマーケティング活用事例⑦ スーパーマーケットベルクの事例

実在の店舗「ベルク フォルテ八王子店」をモチーフに設計した、ベルク初のフォートナイト上の店舗でエナジードリンク「BARK STRANGE」の発売を記念して作られた特別なゲーム・メタバースです。
「BARK STRANGE」の影響でフォートナイトの世界と融合してしまったベルクの建つ奇妙な孤島で、幻の「黄金のBARK」を探し出す、戦闘なしのトレジャーゲームとなっています。実際の店内掲示物などで再現されたベルクの世界観をゲーム内でも楽しむことができます

企業がFortniteメタバースをマーケティングに活用するためのステップ

Fortniteメタバースの目的と目標設定

企業がFortniteメタバースを活用する際には、まずマーケティングの目標を明確に設定することが重要です。どのようなメッセージを伝えたいのか、どの層をターゲットにするのかを具体的に考えます。

Fortniteメタバース制作会社・開発会社の選定と依頼

次に、Fortniteメタバースを開発しマーケティング・プロモーションを実施するためのリソースを確保します。必要に応じて、Fortniteメタバース制作会社やデジタルマーケティング企業と提携することも検討しましょう。

Fortniteメタバースの企画開発

マーケティング・プロモーションの実施には、仮想空間内でのコンテンツ制作やイベントの企画が含まれます。クリエイティブなアイデアを盛り込み、ユーザーが楽しめるインタラクティブな体験を提供することが成功の鍵です。

Fortniteメタバース自体のプロモーション

Fortniteメタバースは開発するだけでなく、メタバース自体にユーザーを集客する必要があります。SNSマーケティングやインフルエンサーを起用したライブ配信やSNS投稿、イベントの開催などを行いメタバースのプロモーションを行います。

Fortniteメタバースの効果測定

マーケティング・プロモーション実施後は、効果測定を行い、成果を分析します。ユーザーの反応やエンゲージメントを評価し、今後のプロモーションに役立てるためのフィードバックを収集します。

企業向けFortniteメタバース制作スタジオ

Fortniteメタバース開発スタジオ「EASY STUDIO」

弊スタジオ「EASY STUDIO」では企業や自治体向けにFortniteメタバースを利用したマーケティング・プロモーション・ブランディングプランを提供しております。これまで20以上のゲーム・メタバースをFortnite上に制作リリースしており、企画・開発・運用・PR・効果測定までトータルでサポート可能となっております。以下のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
https://easy-studio.jp/contact

Fortniteメタバースの開発費用

Fortniteメタバースの開発費用はマップの規模、ゲームの複雑さ、独自アセットの量に応じて変化します。EASY STUDIOでの開発の相場は100万円~1000万円としておりますが、規模によってはそれ以下のご予算でも相談可能ですのでお気軽にご相談ください。

まとめ

Fortniteメタバースを活用した企業マーケティング・プロモーションは、新しい形のマーケティング・プロモーション手法として大きな可能性を秘めています。仮想空間内でのプロモーションは、物理的な制約を超えた広範囲なアプローチが可能であり、特に若年層へのリーチが期待されます。企業がメタバースを効果的に活用することで、ブランドの魅力を最大限に引き出し、消費者とのエンゲージメントを深めることができるでしょう。

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