見出し画像

業界最高峰のHuawei血圧ウォッチ

中国Huaweiは、ついに医療ヘルスケアの血圧分野で、世界一の70%シェアオムロンヘルスケアのテクノロジーをも越えた事になるでしょう。

【WATCH Dの後継機WATCH D2】
~引用~
ファーウェイの第2世代のスマートウォッチ「WATCH D2」は、血圧測定において、間違いなく競合製品を大きくリードしている。 このデバイスの最大の特徴は、「24時間血圧自由行動下血圧(ABPM)」という高度な血圧測定をスマートウォッチで可能にした点だ。これにより、わざわざ血圧測定のための時間をとらなくても、例えば歩きながら血圧を測定することができる。

【筆者企画の血圧プロジェクト】
~引用~
アーキテクトグランドデザイン(AGD)は、岡山大学 学術研究院 医歯薬学域 公衆衛生学分野(教授 神田秀幸)と共同で、2024年1月12日、ウエアラブル・デバイスを活用した健康管理サービスの構築に向けた研究/検証に取り組むと発表しました。研究/調査の期間は2024年2月1日~2024年12月31日までを予定しています。研究/検証で得られたデータや知見などは、将来、日本国内や海外で展開されるスマートシティに暮らす住民の健康管理サービスなどに適用していく考えです。AGDのファウンダーである豊崎禎久氏は、「スマートシティでは、ウエアラブル・デバイスを使って国民や市民、住民の健康を見守る仕組みが求められます。その仕組みを業界に先駆けて構築するべく、このたび岡山大学 公衆衛生学分野と共同で研究/検証に取り組むことにしました。国内外で新しい健康管理サービス(ヘルスケア・サービス)を実装することで、世界全体への社会貢献を目指します」とコメントしました。

今回の研究/調査で使用するウエアラブル・デバイスは、HUAWEI(ファーウェイ)社のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Dウェアラブル血圧計」です。AGDは、このスマートウォッチを40個、さらにタブレット端末を40個、華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)から寄贈を受けて、岡山大学 公衆衛生学と共同で研究/検証に取り組みます。WATCH Dは、血圧や心拍数、血中酸素レベル、ストレス、皮膚温度、睡眠などの生体情報を365日24時間測定可能で、測定結果はクラウド環境にアップロードすることが可能です。

現在、AGDと岡山大学 公衆衛生学は、WATCH Dを利用した2種類の研究/検証に取り組む予定を立てています。
1つ目は、eスポーツ選手の健康管理です。現在、神田教授は高校eスポーツ部において、日本初のチームドクターを務めています。「eスポーツ選手は、プレイ中の心拍数が陸上競技の短距離選手と同程度まで高まるという報告があります。さらに試合中は、勝負に対するプレッシャーのため、高いストレスがかかる局面が何度もあります。今回はWATCH Dを使って、eスポーツ選手のプレイ前、プレイ中、プレイ後の生体情報を測定してデータ分析することで、選手たちの健康管理に生かすとともに、トレーニング方法の最適化を進める考えです」(同氏)。測定する生体情報は、心拍数やストレス、皮膚温度などです。神田教授は、「これまでeスポーツ選手の健康管理に注目する医学関係者はほとんどいませんでした。しかし現在、国際オリンピック委員会(IOC)は『Olympic Esports Games』の創設を計画しており、今後eスポーツは広く普及し、競技人口が爆発的に増加することが予想されます。そのときにはeスポーツ選手の健康管理が重要になると考え、いち早く研究/調査に着手することにしました」と語り、今回の取り組みの重要性を強調しました。

2つ目は、高齢者の健康管理です。現在神田教授らは、大阪府を中心に、高齢者の健康管理調査に取り組んでいます。この調査では、様々な生体情報を測定するほか、体力測定や認知症検査などを実施しています。これにWATCH Dを使った血圧測定を加える計画です。神田教授は、「現在、高齢者の健康管理調査では、従来法である上腕による血圧測定を行っています。この測定結果と、WATCH Dによって手首で血圧を測定した結果を比較することで、一般住民におけるWATCH Dの血圧測定精度を検証します。測定精度が高いことが確認できれば、簡便な方法であるWATCH Dで測定した血圧を基準として、様々なヘルスケア・モニタリング・サービスや健康管理サービスを構築できるようになるでしょう」とコメントしました。

【島根県益田市での血圧プロジェクト】
~引用~
益田市のスマートシティ構想では、約10個を超えるプロジェクトを同時に推進していきます。その中で主要なテーマに位置付けられているのが高齢化社会と気象災害への対応です。具体的に、どのようなプロジェクトに取り組むのでしょうか。
医療ヘルスケアのIoTでは、高齢化社会への対応ではまず、地域に住む高齢者の健康データをモニタリングします。具体的には、朝と晩に血圧を測定し、IoT通信網でデータを集約します。現状は、職域で300人の参加を募り研究をスタートしているが、第2段階では約1000人の市民に拡大し、医療費削減効果等を把握するとともに、将来的な事業化検討を行います。さらに健康データについても、尿検査や活動量計だけではなく、体組成計などで測定した研究データへと段階的に増やしていく考えです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?