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仮面ライダーギーツ第18話『乖離Ⅱ:ブラボー!ジャマーボール対決!』感想

◆アバンの雑記パート

・こみっくトレジャー41お疲れ様でした!

というわけでまずはこみっくトレジャー41お疲れ様でした!
今回のイベントについては即売会に新しい層が流れてきているなという印象だったので、新しい客層に向けてギーツ感想個人誌の『キツネガタリシリーズ』や中田さん評論企画『語ろう中田ヒーローズシリーズ』をどうアピールしていくかが今後の課題かなと考えております。なにはともあれこれからも頑張るしかない。

次回の即売会は3月12日の大九州合同祭in熊本予定しております。
地方イベントなので新刊はGWの資料性博覧会に回して合同祭では既刊の売り込みがメインになるかなぁという感じです。とりあえず当日は『隣県の会場まで〇時間車を飛ばす』というバカの旅程を行いたいと思います。(もちろん途中休憩はする予定ですが)


◆仮面ライダーギーツ第18話『乖離Ⅱ:ブラボー!ジャマーボール対決!』感想

・始まる人狼ゲーム、命を懸けたスポーツとは一体?

下剤とか仕込んでないでしょうね

前回よりチラミがゲームマスターとなったデザイアグランプリが開始され、リアリティライダーショーである事を開き直ったせいか男女の共同生活×裏切り者をあぶりだす人狼ゲーム化した仮面ライダーギーツ。
今回は趣向を凝らしインタビュー式で各自にデザスターを問うという演出がなされており、チラミGM期の仮面ライダーギーツはこうやって視聴者に問いかけながらあらすじを説明する方式になるのかという印象だ。
今回からの新ルールは『参加者の中にデザスターが居る』『オーディエンスによる投票がデザ神に至るまでの評価を左右する』というものだが戦闘力トップで圧倒的な力を魅せてきた仮面ライダーギーツがもたらした『一強化によるマンネリ』を解消しにかかったのがチラミP……いやチラミGMの手腕といったところか。
我々視聴者(オーディエンス)も思っていた事だろう。『どうせ仮面ライダーギーツが勝つ、サブライダーはこの番組で頂点に立つ事は無い』……と。すごいぞチラミGM!バランス調節最高だぞチラミGM!このまま番組を盛り上げてくれ!

さて、仮面ライダーたちの日常だがここに来て『景和が料理上手』という設定が開示された。ご飯に納豆、焼き魚に味噌汁、お漬物にお茶……としっかりとしたメニュー構成である。食べ物といえば最も妨害用の薬を仕込みやすい、冴は景和の行為を怪しむのだがそんな事するわけないと本人より一蹴。しかし英寿はもしデザスターならありうる行為だと言う。そもそもアスリートだから他人の出した飯は食べない主義の冴は食卓の場を降り、そして大智は景和が何故急に食事を作ろうと言い出したのかを問いかけた。
あらゆる雑学を網羅した大智のもっぱらの関心どころは『人の心』との事、ゆえに景和の行動理由を求めた様子だが景和自身はそもそも料理をするのが好きでこども食堂のボランティアもやっているとのことだった。ここに来て新たな設定開示、まぁ自然な話である。そもそも景和は幼い頃に両親を失い姉と二人暮らしなため料理をするのは当たり前の生活を行っていただろうし、こども食堂との接点も景和の他人へ尽くす心以上に自分自身がかつて世話になった事もあったらなのだろうと推測される。そんな感じで朝食へ入ろうとする中、チラミとツムリが現れ一同にスパイダーフォンに『デザスターへの投票機能を付けた』事を告げた。

次のゲームが終わるまでにデザスターだと疑う人間に投票を行い(途中で投票を変える事も可能)、最後に全員から票を入れられたプレイヤーは脱落となってしまうとの事だが、『例えデザスターでなかったとしても票が集まってしまえば簡単に脱落してしまうシステム』でもあるためライバルを蹴落とす行為にも悪用できてしまうのだ。
ライダー同士が足を引っ張り合う行為を是としない景和はこのシステムに抗議の声をあげるのだが、リアリティショーとしての愉悦を重視するチラミは投票しなかったら棄権と見做して脱落させるとあくまでシステムを強制する方針だ。英寿はシステムを受け入れたが未だ受け入れられない景和は動揺していたのだがそんな景和を見ていたオーディエンスがそこに居た。

一方のジャマ―ガーデンの情勢だ。
前回ジャマトとして豪徳寺武を目覚めさせたアルキメデルはゲームだとボールを投げ渡し『いつまでそんな恰好してるんだ』と言った。目覚めたばかりのジャマト豪徳寺はギョロギョロと周りを見てアルキメデルの予備と思われる作業着を認識すると体を変異させ作業着の姿となった。TPOを弁えた姿に変異する事を学んだジャマト豪徳寺の姿にアルキメデルは満足げな表情であり、ジャマト豪徳寺の姿を学んだ他のジャマトも作業着姿の豪徳寺に変異する。一部始終をみていた道長は信じられない目をしながら何をする気だと言う。そんな道長にアルキメデルは『命を懸けたスポーツさ』と答えるのだった。やはりジャマ―ガーデンのジャマトがゲームに影響を及ぼしているのは間違いない。

・第二回戦は『ジャマーボール』、そして英寿の謎は深まっていく

あなたはだぁれ?

冒頭でこども食堂で働いていると言った景和は『みんな久しぶり』と笑顔で景和が現れたのはこども食堂だった。
子供たちには凄く慕われており、食堂の主である大人たちにも家族のように接されてるあたり景和とこのこども食堂との繋がりはかなり深い事が察せられる。しかし平和なひと時は続かず外にジャマトの強襲が発生した。
景和はこども食堂を守るべくニンジャバックルをセットし、仮面ライダータイクーンニンジャフォームに変身するのだがその現場をしっかりと見られてしまう。それでも子供たちに避難を促し自分は戦いに当たるというのが景和らしさといったところか。しかしながら子供たちはジャマ―エリアのバリアに阻まれ脱出する事ができない。
そしてジャマトライダーと共に襲撃にきていた豪徳寺ジャマトことルークジャマトが何かに気づくと『5』の表示がでたエリアからボールを投げた。ボールは五角形のゴールの中に飲み込まれるとなんとも能天気なジャマトのデフォルメと共に『GOAL JYAMATO team』の文字が表示された。

「ジャマトが現れました、これより第二回戦『ジャマーボール』を始めます!」

デザイア神殿にて一同に宣言をするツムリ。
ジャマーボールの概要はライダーとジャマトの陣地に分かれ五人チームでボールを奪い合うゲームであり、前半後半それぞれ60分ずつ2ゲームの間に相手陣地のゴールに入れた点数が多いチームの勝利となるものだ。
『要はドリブルの無い脚が使えるバスケのようなものか』と大智がツムリの説明を要約する。つまり今回は団体戦であるためチームワークが重視される。ただし敗北すればジャマーエリアの町は消滅し、人々は助からない。全員勝ち抜けか全員敗北かの二択となるのだ。

陣地はビル街全体、街を抜け仮面ライダーチームの陣地を引きで映すカメラがその広大さを感じさせてくれる。今度はこちらが攻める番だと向かおうとするもジャマトライダーが陣地へとたちいってきたため、英寿はボールを空中に避難させ仮面ライダーギーツパワードビルダーフォームに変身しギガントハンマーでジャマトライダーを弾き飛ばしボールをキャッチした。こういう時のギーツの判断力は逞しい。タイクーンに対し取り返すぞとボールを託したギーツは他のライダーたちと共に戦いへ立ち向かっていく。タイクーンは一瞬ためらうもボールをロポにパスし、ロポはその俊足でジャマトライダーを避けるとナッジスパロウにパス。そしてボールを受け取る時のナッジスパロウの飛び方が良い。そしてナッジスパロウが駆け抜ようとするもジャマトライダーに妨害されボールをギーツに投げ、中継点となったギーツはロポにそのボールを投げ返し、ロポはジャマトライダーの妨害を凌ぎボールをナーゴへ投げ渡した。そしてナーゴを妨害すべく立ちふさがるルークジャマト。妨害されつづけナーゴはボールを落としてしまうのだが、取り落としたボールはギーツが地上でキャッチした。
正面にはジャマトライダー、背面にはルークジャマトという状況でギーツは地面にボールを叩きつけるとパワードビルダーの肩パーツであるショルダージブでボールをキャッチしロポへ投げ渡した。
最後を託されたロポはゴールへと接近し、ボールを投げ込む。しかしながら点数はなんと3点という結果に。ここでツムリからされた追加説明はジャマーボールの得点『近距離からは3点』『長距離からは5点』というものだった。

追加でどうにか巻き返そうと戦うライダーたちだがジャマトライダーはそれをかわすようにパスを続けていく。子ども食堂の方向に投げられ動揺したタイクーンは急いで駆けつける。ジャマトライダーと交戦する中、タイクーンに立ちふさがったのはルークジャマトだった。ジャマトライダー以上の実力を見せるルークジャマトに苦戦するタイクーンだがルークジャマトが発した言葉は『ショウボウシナンデツイジンメイキュウジョヲユウセンシテシマウ』という豪徳寺の言葉だった。第1話で豪徳寺に命を救われた経験のあるタイクーンはルークジャマトの元となっている存在に気づいてしまいその隙にルークジャマトは遠距離かボールを投げ入れる。愕然と立ち尽くすのみのタイクーンをみていたのはナッジスパロウだった。
この後も仮面ライダーたちは苦戦を強いられ続け、ジャマトは精神的隙をみせたままのタイクーンを突破するための穴にして投げ入れる。
最後はギーツが蹴り入れ前半戦終了。どうにか滑り込みで迫るものの前半の結果は【ライターチーム11点:ジャマトチーム13点】という結果だった。

前半が終わり一旦はジャマトたちが退いたもののジャマーエリアに隔てられた子供たちは親に会う事もできない状況で、そんな子供たちに避難を勧める景和を英寿は眺めていた。するとジーンが現れ、『お母さんの事が恋しいのかい?』と話しかけてきた。ゲームに備えてイメージトレーニングをしていただけだと返すものの、一部分はそう思っていたのだろう。そのまま立ち去ろうとした英寿にジーンは君の家族について調べていたと話しかけた。

「浮世英寿の母親は『浮世美香』…おかしいな?君が探しているお母さんってデザグラのナビゲーターのミツメじゃなかったっけ?」

浮世英寿高額スパチャマンに相応しくギーツで彩られたタブレットで見せられたのは幼い英寿と思われる入学写真だった。その姿は視聴者が見た過去の映像と全く違ったもので、ごく普通の人間らしい家庭で育った子供の姿だった。そんなストーカーも真っ青な調べように物好きなヤツだなと言う英寿に『ファンなら推しの事調べるのは当然でしょ?』と答えるジーンだが卒アルを割るタイプのオタクというのは恐怖を感じる。
それはさておき何故ジーンがジャマーエリアの中に居るのか……英寿は疑問を抱き質問をぶつけた。世間には知られていないデザグラを何故か楽しむオーディエンス……その正体は一体何なのか。その疑問にジーンは『次元を旅する観光客』と答える。やはりジーンの正体は石ノ森章太郎………というのはさておきこれは重要な情報である。デザイアグランプリに関係する人物が全員『次元を旅する観光客』ならばMOVIEバトルロワイヤルのエピローグで開示された『浮世英寿はこの時代の人間ではない』という情報の補強に繋がるのだ。浮世英寿はもしかしたらこの世界において二人居る可能性があり、もしかすると我々が見ている英寿はだれかの成り代わりで戦っている存在なのかもしれない。
ただモノじゃない事は分かった、君もね。そう返し合いジーンの元を去る英寿。ジーンはその背中を見送りながら『ますます目が離せないなぁ』と呟くのだった。

後半に備え、祢音は冴にトレーニングをつけてもらっていた。ここで明かされるのが『冴に妹と弟がいる』という情報なのである。故に冴は年下に教えるのが上手く、そんな優しい姉としての冴を知り一人っ子である祢音は冴を姉として慕い始める。だがそんな姉はしっかりとスパルタ。ここからが練習の本番といわんばかりに仮想ジャマトでのシュミレーションへ突入していく。『このゲームで重要なのはパスの位置取り』とアスリートである冴は言う。スペースを見つけてパスを行う。女子組二人の絆と師弟関係が生まれていた。
そしてデザイアサロンの休憩所でルークジャマトの中身が豪徳寺である事を知り絶望する景和。そこに現れた大智は先ほど様子が変だった件についてきいていた。心配事があるなら話してみたらと言う大智に景和は前に退場した人と同じ言葉を発するジャマトが現れたという件について語った。その言葉を聴いた大智は脱落者は前の生活に戻れるのに退場者は戻れない事について『ジャマトは退場した人たちのなれの果てかもしれない』と結論付け、みんなが動揺するといけないからこの事は秘密にしようと言い動揺を隠せない景和はそれに同意した。この時の大智やたらと演技がかっていたのが気になる所であるのだが明らかに精神を動揺させている景和を手中に収めてしまおうという算段なのだろう。デザスターであろうとなかろうとある程度行動を制限し、監視できるのならそれでいいという事なのだ。

・運命に翻弄されていく吾妻道長は

屈折する運命

デザイアサロンで各々の関係性が構築される中、ジャマーガーデンの方ではアルキメデルが仲間を守った豪徳寺ジャマトを褒めていた。『仲間を守るのは俺の使命』という豪徳寺ジャマトだが、同種族であるジャマトを救う事を優先するあたり順調に破壊された豪徳寺のIDコアから情報を学び取っているような気がする。
それを見た道長は割れた自分のIDコアとデザイアドライバーを手にし脱走を謀るのだがどうやらこの森は普通の森とは違う様子。道長を脱走させまいと現れたジャマトライダーに対し応戦すべくデザイアドライバーをセットするもエラーが起きて変身ができない。ジャマトライダーの攻撃を生身の状態で避け動かないドライバーに拳を叩きこみ強制起動させる道長はどうにか仮面ライダーバッファへと変身した。通常ではありえないはずの破壊されたIDコアでの変身でまともに動けるはずもなくあまりにも痛々しい戦いであっとういう間にジャマトライダーに追い込まれてしまった。首を締めあげられ木に打ち付けられるもただじゃ屈する事はないバッファはジャマトライダーの肩に締め技を行いどうにか抵抗を行い、ジャマトライダーの上にマウンティングをとると何度も拳で殴りジャマトライダーの撃破に成功させた。しかし命からがら倒しても次から次へと追手がやってくる。バッファは撃破したジャマトライダーのバックルにあったジャマトバックルをセットしジャマトフォームに変身するのだがその能力は暴走し、体から発するツタで周囲の追手たちを次々に撃破。吾妻道長が人間の道から堕ちたこの瞬間の悲痛さは壮絶だ。そのまま行く当てもなく森の中を彷徨うも開けた景色から見えたのは地球と全く違う光景であり、彷徨い続ける道長を見ながらアルキメデルはどこにも居場所なんかないよと言ったのだった。
どこにも居場所なんか無いという事は現在の道長は人でもジャマトでもない存在になる……という事だろうか。人としての死を迎えるも死ぬ事が出来ず、完全なジャマトになることもないのである。

「案外筋がいいじゃない」
「相手の裏をかいて逃げるのは慣れているから、家出でね」

夜までトレーニングを続けていた祢音と冴はすっかり親しんだ様子である。そんな祢音に『逃げてるだけじゃ本当の愛は手に入らない』と告げた。どんなボールでも受け止めて投げ返さないと、というのが彼女の意見だ。そして冴は祢音に問いかける。桜井景和はどういう人なのかと。

・デザスターを疑われる景和

1パーセントのオーディエンスの正体は…カエル?

「僕、わかっちゃった。デザスターが誰なのか」

デザイアサロンの休憩所にて大智がそう切り出し、デザスターは桜井景和であるという意見を表明した。
前半ジャマトへの攻撃を渋っていたのは自分たちの足を引っ張るためなのではという大智に反論する景和だがシラを切られ、景和は自ら『ジャマトが前に退場したライダーの言葉をしゃべっていた』という事を言ってしまった。こうなってくると仲間たちからどうして大事な事を隠していたのかという非難の応酬である。更に追い打ちをかけるように隠していた理由は『景和がデザスターだから』という大智。俺じゃない信じてくれと英寿に訴えかける景和だがその訴えは『ギロリを騙した前例があるから』という理由で突き放されてしまう。あっという間に大智の手によりバックルが没収され景和は丸腰の状態に。そんな中チラミが現れデザスター投票の中間発表の宣告を行う。
景和にとって絶望的な状況だがその姿を見守っていたのは一人のカエルのオーディエンスだった。
この姿が肉体なのか本体が別にあるのかはわからないが、ジーンに『ケララ』と呼ばれたカエルのオーディエンスは景和にシークレットミッションを課そうとしていた。ジーンの『景和がデザスターならシークレットミッションを与えて欲しくない』という言葉にまさかと返すケケラだが参加者はそうは思っていない様子で現在のデザスター投票は【景和3:未投票2】という結果に。

「疑いを晴らせなきゃ脱落はお前で決まりだな」

デザイアサロンの休憩所で景和にそういう英寿だが、なんだかんだでこの男も未投票勢に入っているような気がする。
そして後半戦がスタートし、一同はフィールドに向かう事に。後半戦では更にジャマトが増えている上、しかもボールも2つに増えており『5対多人数』『2つのボールを奪い合うゲーム』と化したジャマーボールは更に困難なゲームとなっていた。
『みんなくれぐれもデザスターに気をつけてね』とこんな時でも景和を疑う行為をやめない。デザスターでどうであれ激しく動揺している人間は要らないという確固たる意思だろうか。
戦いで善戦していくもナッジスパロウが押し負け取り落としたボールがこども食堂がある建物に飛ばされてしまい、タイクーンは急いでそこへむかい崩れる建物に潰されかけたこどもたちを庇った。シークレットミッションクリア『最初に一般人を3人救助する』…シークレットミッションはやはりオーディエンスのスパチャ方式で成り立っていたのか。コマンドジェットバックルを手にしたタイクーンを見てケララだが後方彼氏面が目立つ彼は同接10人ちょいの個人勢Vtuberに赤スパを投げ続けるマイナー好きのオタクのようである。
みんなは俺が守ると決心し、ジェットモードにチェンジしルークと戦うのだがルークは変身を解除し豪徳寺の姿となってしまった。人間の姿になってしまえばタイクーンはためらう他なく人間態の豪徳寺ジャマトにボールを奪われてしまうのだが、そこへ豪徳寺ジャマトのボールを奪い返しにかかったのはナッジスパロウだった。ジャマト態に戻りナッジスパロウと戦うルークを庇い、取っ組み合いの末に変身解除をさせてしまった。
傍から見ればもはや完全にデザイアグランプリ最大のルール違反行為である『他のライダーを攻撃する』事そのものでありそれを衆目に晒した上で点数を取られるのは致命傷なのである。

果たして桜井景和は次回デザスターを疑われ脱落してしまうのか?
そして人ではない道へ堕ちていった吾妻道長はどうなるのか?
次回もたのしみである。


◆ギーツ18話コラム

・異様なまでの大智の陥れムーヴの真相とは?

この回で印象的だったのは異様なまでの大智の陥れムーヴだと思うのだが、ここで『景和を陥れようとしている=デザスター』と考えるのは些か安直なように思える。
個人的にはデザスターのシステムをうまく利用している立ち回りをしているだけなのではと考えており、今回の『疑心を煽り景和をデザスターにして陥れようとするムーヴ』もより効率的にデザイアグランプリを勝ち抜くための物である風に思える。

桜井景和はそこまで議論ができない、そして今回もジャマトが自分に縁がない一退場者の言葉を発したただそれだけで攻撃を躊躇い、動揺し、結果的に劣勢を招いてしまった。それならば『足手まといはここで脱落させてしまうのが効率がいいだろう』というのが五十鈴大智の意図である風に思える。
仲間の疑心を煽り、仮想敵を作った時こそ人は団結しやすい。桜井景和が本当にデザスターであろうとなかろうと無能な味方は早めに切り捨てる方が勝利へ向かうには一番効率の良い手法なのだ。

しかしながらこれは些か性急すぎるやり方なので、これによって大智本人が足元をすくわれる結果になるかもしれないので次回の展開がどうなるか楽しみである。景和もタダでつるし上げられるわけないだろうし。


◆巻末宣伝パート

・語ろう中田ヒーローズ2参加者募集中

参加者募集中!DMでのお問い合わせも歓迎しております!

というわけで巻末は宣伝コーナー。
現在中田裕士さんアクション評論企画語ろう中田ヒーローズ2の参加者を募集しております。

現在の参加者は2名!まだまだ募集しておりますのでよろしくお願いいたします!


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