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GIGA特撮チャンネルシリーズについて語り続けるnote(アクション話多いかも)

どうもみなさまお久しぶりです。ぱいせん彼方とかいう亜種生命体です。
今回は私自身夏からずっと楽しませていただいているGIGA特撮チャンネルシリーズに触れさせていただきたいと思います。

そもそもGIGA特撮チャンネルシリーズとは~宇那月監督作品『救星戦隊ワクセイバー』について~

GIGA特撮チャンネルシリーズとは特撮界隈の人間なら結構な割合が聞いた事のあるであろう特撮系AVメーカーGIGAが2021年夏季より展開している全年齢のYoutubeドラマ+パッケージ版AV発売という形式のメディアミックス作品の事を指します。

第1弾作品『救星戦隊ワクセイバー』については最初期にかなりTwitter上でバズったりカンニング竹山さんなどの著名人の人たちが取り上げていたので知っている方も多いのではないのでしょうか。

Youtubeドラマパートはアダルト現場の方々のみならず一般畑の若手俳優を男性メンバーにキャスティングしたり、スーツアクターの方も普段は別のお仕事でヒーロースーツに入られている方(※完全別名義もしくは名義無し)を投入したりと気合いが入っているんですよ。
みてくださいワクセイバー第1話のサムネイル。ブルーマーキュリーのスタイルが良すぎるでしょう。

いやーホントいいんですよワクセイバーの青。
スマートでスタイルが良くて空中姿勢がキレイでアクロバティック。スピーディーでスマートなアクションがたまらなく良い。

そしてこいつオマケに弓武器なんですよ、しかもちゃんと正しい使い方(鈍器使用)もする。もうエッチの化身じゃないですか。

そんなヤツがアオ……いや青なのホント良いですね……

あとこの回なんですけど、なんかピンクアースが妙な色気あるよね。「ブルー!油断大敵よ!」のシーンのポージングとアングルが良いんですよ。なんかこう……普段ニチアサでも吸えそうな色気なのがたまらないんですわ。

ちなみにこの第2話、冒頭のイエローサンのバレエアクションも印象的ですが、このシーンは素面俳優である勢司瑞季さんが演じていたりします。特撮あるあるの役者の特技枠が実装されるとはマジで隙がないですね。

バレエダンサーの経歴を生かした軟体アクション、なぜここまで気合いを入れた。

イエローサンについては素面俳優の特技を生かしたアクションに加えて、パッと見ムードメーカーなおちゃらけキャラが実は重い過去を持っているシリアス担当という特撮あるあるのキャラ付けなのがホント良いんですよ。やっぱりちょっと捻った要素を入れる場合、王道のキャラ付けにするのが一番映えるんですよね。イカすぜ。
こう見るとワクセイバーはアクション水準も高い上にフックとなるキャラ付けもしっかりしているなぁと感じます。キャラクターのカラーリングが分かりやすいのが素晴らしいんですよね。

さて、ここまで一般向け畑界隈の話ばかりしてしまいましたが、AV業界のスーツアクターさんも負けてないのがGIGA特撮。
ヒロインを凌辱するに足るアクションを見せられなくてはヒロピンも映えない。その中でも際立っていた方はこの方でした。

ジーデスバットル役の弧活さんです。

しかし第4話となるとピンクアースの勧誘芸がツッコミどころが頂点になる。この女ついにハッキングしたよ……

ジーデスバットルの獰猛な獣のごとき物々しいオーラ、グリーンジュピターの攻撃を避け噛みつき攻撃で毒液を注入してからの回し蹴り、そして着地をしてからの首の捻り、かっこよすぎる。
そしてグリーンジュピターの危機に駆けつけたワクセイバーたちに攻撃されながらもそれを軽々とよけ爪で攻撃する隙のなさ。ヒーローたちをなぎ倒し、次々と噛みつき毒液を注入していく無双振りには本当に魅了されました。バク宙も回し蹴りも本当にいいんですよね。
再び現れたジーデススコルピオと共にピンクアースを追い詰める姿は本当に素晴らしいし、荒々しいジーデスバットルのアクションは本当に色々な方に見て欲しいです。

ただちょっとこの救星戦隊ワクセイバー、GIGA特撮チャンネルシリーズ第1弾ということでかなり試行錯誤だった事もあり、課題も大きく残される事となりました。
ワクセイバーはYouTube本編を見てわかるように通常の特撮AVよりも多額の予算が投じられているのですが、バランス感覚をイマイチ間違えてしまい、気合いの入りまくったYouTube版に反してAV版の内容が大幅に失速してしまうという結果を招く事になりました。

60分という短めの尺で少々嫌な予感がしていたのですが、その短い尺の中にYouTube版のまとめ(一応ヒロピンも増量しているため良点もあり)やエンディングも含まれており、それで更に尺が短くなった中で無理に2シーン挿入した結果、新規のアクションが殆どなかったり扱いがよくわからなくなってしまったガルフォーザだったり(上級幹部たるもの格式のたかいチンポでいて欲しかった)、2シーン目の濡れ場で竿役として参戦したジーデスバットルの口パーツが外されていたり(YouTube版の名演を熟して無理して竿役もやったんだろうなと思う)(ジーデススコルピオどこいったの)と粗が目立つ出来になっていました。

うーんちょっと残念な内容だった。しかしながらその中でもラージュラ役の天馬ゆいの名演が光っていたのでそこだけでも買う価値はあるかもしれません。彼女本当に凄いですよね、90年代後期のセクシー女幹部の最適解を叩きだしている。
果たしてSeason2にはラージュラとピンクアースの最終決戦レズセックスはあるのだろうか。

AV版で残念な面は多かったのですがそれでもワクセイバーSeason1はかなりヒットを飛ばし、おかげでSeason2では更に予算が増え、AV界隈では異例の1週間の余裕を持ったスケジュールでの制作となったようです。

Season2は特撮ドラマとしても特撮AVとしても更なる高みに行くという決意を感じますね。スケジュールに余裕があるという事は現場にも余裕が残された状態で撮影が進行できるということで……

俺のジーデスバットル……

Season2では彼の全力の戦闘シーン(意味深)を拝めるといいなって思います、はい。

さてワクセイバーの話ばかりなのも何なので後続のGIGA特撮チャンネルシリーズについて軽く触れたいとおもいます。

GIGA特撮チャンネルシリーズ第2弾・坂田徹監督作品『獣甲特装ディノベイター』

こちらについてはメタルヒーロー系のネタ。しかし特撮のメタリックスーツ自体はなにもメタルヒーローに限った話ではないので公式タグでメタルヒーローとわざわざ銘打たなくてもよかったのではないだろうか。
白鳥すわんさんが演じるヒロイン・翼美紅はバレリーナを志す少女であり、今作品は新米戦士をメインに脇に先輩戦士を据えた1話完結方式の成長劇となっております。そしてYoutube版のみできちんとシナリオが一段落つくようにした唯一の作品です。その辺はワクセイバーや後述のコウガイガーに比べるとかなり親切な作りかもしれないですね。

ちなみにこの作品、AV版の評価がかなりいい。なんと3プレイあってかなり濃厚だったそうです。YouTube版でヒロインが気に入れば買うといいかもしれません。

そして次に紹介するのは自分の中で赤丸急上昇の作品。ぶっちゃけGIGA特撮チャンネルシリーズで一番評価している作品です。

GIGA特撮チャンネルシリーズ第3弾・長谷川忠行監督作品『あやかし討滅伝コウガイガー』

第3弾はオリジナル色強めにしつつも王道度題材は外さない忍者特撮。

このパイセンカナタ、忍者と妖怪の類が凄く大好きなんですよね。いやーリキマルでっか……ふっと……たっか………

ここまでくるとだいぶ作り方がこなれてきた印象があります。第1弾のワクセイバーに比べて予算が増えたおかげもあるでしょうがYouTube版の完成度がショート特撮ドラマとしてかなり高く、AV版もパワーダウンをしなかったので本当に凄い。長谷川監督、ワクセイバーとディノベイター見ながらどうやるべきか分析したのかもしれませんね。

YouTube版の尺自体はワクセイバー、ディノベイターに比べて短くなっておりますがカット割が本当に気持ちよく、また妖怪キャラが本当に気持ち悪い。今回の竿役はクリーチャーで売りたいという気持ちを感じます。ちなみにOPにでてくる河童はAV版の敵キャラです。こちらも本当に気持ち悪いのでぜひ見てみてね!

ちなみにコウガイガーはYouTube版の構成を少々捻ってきておりまして……

なんと3話にヒロピンがやってくるのだ。

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過去作品の傾向としてはやはりヤマ場となるヒロピンが無い回は再生数が落ちる傾向にあり、このあたりを踏まえてこういう構成にしてきたのではないのかなぁと思っております。構成を変えた事により実際に3話の再生数は高くなっているんですよね。ちなみに4話にピンチシーンは跨るので最終回での相乗効果を狙ってきたかー……と感服しちゃいます。ただ贅沢をいうのなら4話の戦闘は3人そろい踏みで見たかったかなって。

しかしセイラ変身態のデザインは本当に優秀ですね。三大忍者戦隊のエッチな所を詰め合わせて打点を高めてきているのが素晴らしい。ニンニンのニーソブーツってかなりデザインとして優秀だとずっと思っているのに界隈にニンニンフォロワーが少ないのは何故だとおもっていたので今回要素として取り込まれたのは本当に嬉しい。

あとこの作品、AV版でもセイラ変身態のスーツアクターさんは続投しておりまして、変身後の非エロのピンチシーンでは普段のAVでは見られないようなヒロピンが見られたりします。
これについては『折角スーツアクターさんを呼んだのならその利点を活かそう』という確固たる意志を感じて良いですね。あの河童による引きずり回し、ちゃんと受け身が出来る人がやらないと普通に怪我するのでスーツアクターさんにそのままやらせたのは良い判断だったと思います。そしてなによりもそれでピンチシーンのクオリティも大幅にアップしているんですよ。もうコレ最高ですよね。レベル高い方がヒロピンフェチにとってはヌけるのでマジでありがたい。橋本日奈子さん(※恐らく偽名)、ありがとう!

長谷川忠行監督は本当に世界観づくりが上手い方だった……マジでコウガイガーはAV版も濃厚な内容なので是非とも本編の世界観が気に入った方は見て欲しいです。特にクリーチャー系が好きな方は是非に。
河童妖魔もキノコ妖魔もめっちゃ気持ち悪いよ。

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さて、長々と語ってしまいましたがこの辺で!コウガイガーについてはまた触れるかもしれません!以上!

あと、BOOTHの方で宇那月監督作品『騎神戦隊レジェンミラーホワイトユニコーン陥落』の感想本頒布していますので興味がありましたらよろしくお願いいたします。

桐山結羽はいいぞ……!

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