人生未設定

やっぱり、人ってなかなか変わらない。

変わろうと思っても、なにかダルく感じたり相手にジャマされたりすることもある。

ムリして変わる必要あるの?って思うとなかなか変わる気にもなれない。

30歳を超えてから、何をやるにも気が重い。

これではいけない、と思いつつ何気なくムダな一日を過ごしている。

ゆとり世代あたりからなのか、いわゆる無気力な人間が少しずつ増えてきた気がする。

当時は、まともに大学出ても就職できなかった時代でもあった。

だから、なるべく頑張らない、楽なほう楽なほうへて流れていく若者が多かった。

高校のクラスの女子も、勉強より恋愛や遊びを重視していた。

なんとなく、今楽しければいいや、目的もないという考え方はまさに「人生未設定」なのかもしれない。

「人生未設定」人間は、大学に落ちたり、就活が失敗しても、大して気にならない。

そもそも無気力で、その場限りその場しのぎの人生だから。

でも、夢というか目標は不相応に高い。努力をしないから、自分がどのレベルまでたどり着けるかも知らない。

だからこそ、実現不可能な夢を語り始める。

YouTubeで、「令和の虎」という番組があるが、実現不可能なプランを考えて出てくる志願者は、おそらくこの「人生未設定」型だと思った。

私もとやかく言える立場ではない。やっぱり、足つけて少しずつ一歩ずつ歩んでいかなければならない。

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