50代では遅すぎる?中小企業診断士試験の合格までの道

このページに辿り着いた方は50代あるいはそれ以上のご年齢で中小企業診断士の資格に興味がある方だと思います。

中小企業診断士試験、合格するぞぉ!

中小企業診断士になったら、退職後に役立つ?
50歳過ぎて、資格取得しても無駄?
今から勉強して、果たして合格できるのか?

このページではそんな疑問にお答えしていこうと思います。

結論をはじめにお答えしますと

50代でも、それ以上でも、中小企業診断士の資格は役立ちます。
人生100年時代。50代で資格取得しても、利用価値はまだまだあります。
リタイヤしたにこそ、中小企業診断士には役立てることのできる分野があります!

中高齢になって記憶力に不安があっても合格できます。
その理由を詳しくご説明していきます。



1 中小企業診断士の魅力って?



中小企業診断士ってどんな資格?
取得するとどんなメリットがあるの?

中小企業診断士は「名称独占資格」と呼ばれる資格です。
合格した人しか中小企業診断士と名乗れない、ということです。
合格率は4%程度と言われており難関資格です。合格していることで信頼性が担保されます。
「コンサルタント」という名称は誰でもすぐに名乗ることができるので、怪しいコンサルタントもいますが、「中小企業診断士」にはそういうことはありません。
同じ仕事は誰でもすることが可能ですが、同じ仕事が「できる」能力の保証になる資格です。
「英語が話せます」より「英検1級持ってます」の方が信頼性が高いのと同じです。


中小企業診断士の魅力


中小企業診断士には以下のような魅力があります。

コンサルタントの唯一の国家資格「中小企業診断士」
名称独占の資格で、独占業務がないことから「食えない資格」という人もいますが、実際には中小企業診断士の資格が求めらる職域は存在します。募集要件に「中小企業診断士」という求人はいつもどこかにあります。しかもそれなりに高単価です。

怪しいと思われにくいコンサルタント
「コンサルタント」と聞くと、胡散臭いと思う人もいるものですが、「中小企業診断士の有資格者です」というと国家資格の安心感があります。

取りたい資格ランキング上位の資格
中小企業診断士は最近のサラリーマンの取りたい資格ランキングの上位にある人気の資格です。

リタイヤ後にも仕事が続けられる
会社には定年があることが多いです。(最近は定年のない会社もありますが)
早期退職を希望する方もいらっしゃると思います。
中小企業診断士は仕事の種類も幅も広いですから、やりがいのある仕事を退職後も続けていくことができます。

AIが普及しても仕事が無くならない資格
chatGPTなどのAIの普及でライター関連の仕事など多くの仕事は無くなると言われていますが、中小企業診断士の仕事は複雑で無くならないと言われています。

以上のように、中小企業診断士は魅力いっぱいの資格です。

2 50代からの挑戦
 「中小企業診断士の試験に合格したら、今の仕事を退職した後も今までの知識や経験を活かして働ける。」

 そんな道は見えてきました。

でも、試験の合格に不安があります。

この年齢から受験勉強? 新しいことを覚えられるか心配・・・

「10代〜20代をピークに記憶力は減退しきました。60歳頃になると記憶力の低下に加えて判断力や適応力の衰えもみられてきました。最近物忘れが次第に多くなってきてます。」

そんな方の心配もごもっともです。
でも以下のことを知れば、50代からの挑戦は無理ではないことがわかります。

年齢と記憶に相関関係はない

ちゃんと覚えてた~

最近の研究によると記憶力と年齢に相関関係がないことがわかってきました。
最近では、記憶力が低下したと感じる最大の原因は加齢による時間感覚と情報量の違いと考えらています。

子供と大人では同じ10年でも感じ方が全く違うことはお分かりだと思います。

私たちの不要な情報は脳はなるべく記憶しないように造られており、「海馬」という部分がその振り分けを行います。

年齢を重ねるとたくさんの情報に触れますから、遭遇する情報の印象はだんだんと薄れていきます。

そして「海馬」は印象の薄い情報を「不要」と判断して記憶しないことに決めるわけです。
 さらに、大人になると繰り返して記憶しようとする努力を子供ほどしなくなります。
掛け算九九を記憶した時、どれくらい繰り返したか覚えていますか?

学校では何度も何度も繰り返し、学習し練習します。
「海馬」はその情報を「重要」と判断して記憶に残すことを決めます。


記憶の鍵は「繰り返し」にある

上記の通り、脳の中の「海馬」と呼ばれる部分がこの情報は「必要だ」と判断するように仕向ければ、その情報は記憶に残ります。

そして、その方法は

「何度も繰り返すこと」

です。重要なので繰り返します。


「何度も繰り返すこと」


「繰り返しは記憶の母」という諺(ことわざ)は事実です。

中高年になっても記憶力を維持するためには、その情報が本当に必要だと脳に判断させる必要があります。そのための「繰り返し」です。

大学受験のyoutubeを見ていると「高速反復学習法」を推奨する塾の先生がいらっしゃいます。大学受験生でさえ、何度も何度も反復して記憶に定着させています。

私たち中高年の受験生も同じことをするわけです。

「1回読んだだけで、覚えられる」

そんなことはありえないのです。(一部の特殊な人は例外です)

人間は忘れるように作られている。(そもそもなんでも覚えていたら人生辛すぎます。)

年齢を重ねても、「繰り返すなら」記憶は可能です。

忘れてら、覚えるを繰り返す。
忘れないように繰り返す。

これさえできれば、忘れることは怖くありません。


まとめ

中小企業診断士は50代、それ以上の方にも魅力いっぱいの資格

試験合格のための記憶力は年齢との相関関係はない

今日が今から始める一番若い日です。
中小企業診断士試験合格を目指すと決めたら、早速情報収集から始めましょう!

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