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【硝子少女】杜野凛世 感想【シャニマス】



はじめに

こんにちは

今回初めてnoteを投稿させていただきます。
先日実装された、【硝子少女】杜野凛世のコミュについての感想記事となります。ネタバレを含みますのでご了承下さい。

また、初めての記事作成のため拙い文章に至らぬ読解が散見されるかと思いますが、よければお付き合い下さい。

少女は逆様の国で

始まりは、プロデューサーと二人が空に浮かぶ雲の形が何に見えるか談笑している場面から始まります。ここでは、雲の形について二人が一緒に当てる会話があり、凛世はプロデューサーのことについて何を答えるか何を考えているかと理解をしていると感じています。


ほほえま~

その後、写真集についての打ち合わせへ、今回は「錯覚」がテーマの写真集。写真家は凛世の中にも錯覚していたものがあると思い今回モデルにしたようです。凛世はプロデューサーに対しては全てを理解しているつもりで、例え知らない一面を見てもプロデューサーへの認識は揺らぐことはないはずと考えます。それに対し、プロデューサーはもしも錯覚してしまうことがあってもその人の新たな一面を知ることができ嬉しいとポジティブな考えを示します。

ここでは、錯覚をプラスに捉えるプロデューサーと錯覚をしてしまっていた場合に自分が本当にプロデューサーへの認識が揺らぐことは無いのかと恐れている(マイナスに捉えている)対比があります。

知らない時間

初手から曇り空が映り何やら不穏な空気が漂います。
事務所に到着した凛世はプロデューサー待っている間に、プロデューサーのデスクからアイドルの写真集があることを見つけてしまいます。驚く凛世、プロデューサーは写真のようなアイドルが好みなのではと考えてしまい嫉妬のような感情の中、先日の写真家の言葉が脳裏をよぎります。

ここで、凛世はプロデューサーに対して錯覚をしていたと感じてしまい、プロデューサーのことをまだまだ分かってはいなかったと自覚してしまいます。

その後、プロデューサーが到着し写真集へ向けて衣装合わせを行います。その帰路でプロデューサーは凛世の様子に気づき何かあったのではないか、続けてアイドルの写真集についてのことで何か思うことがあったのではと問います。それに対し、凛世は自分が何を思っているのか当てて欲しいと答えます。プロデューサーは写真のアイドルが自分に比べて魅力的と思ってしまっているのではないか、それは誤解であり凛世には凛世の良さがあると答えますが、凛世はそのアイドルにもそのアイドルの良さがあるということと捉えてしまいます。
これは凛世がプロデューサーに対しての自分以外のアイドルへの関心への嫉妬が少し見え隠れしている状態にあります。

海岸線にて

いよいよ撮影が行われます。初めは、スタジオで行われますが写真家さんは凛世の心が見えなくなったといい、スタジオの撮影を後に回し先にロケ地での撮影を行うことにしました。

ロケ地に着き、撮影で使うガラス玉を受け取ります。ガラス玉を通して見る景色は逆さまに見えます。これは所謂ガラス玉の景色は錯覚であるということになります。

述べてはいませんでしたが、今回の写真集のテーマである「錯覚」、コンセプトとしてはこのようなものがありました。

ガラス玉が好きだった少女


本当の世界からの逃避によって錯覚の世界しか見なくなってしまった少女。

凛世はここで、プロデューサーは自分のことを見ていないと錯覚し、思い上がっていた自分に自嘲的に「馬鹿みたい」とつぶやきます。皮肉なことにもこの時の凛世は写真家曰くとてもいい表情であったとか。


夢から覚めても

スタジオの撮影へ向かう途中二人は砂浜へ寄り道をすることにしました。そして、プロデューサーは発声練習といい凛世へ自分の気持ちをさらけ出します。

オイ
オイオイ

その言葉を受け、凛世も思いの丈を吐き出します。

オイオイオイ

凛世はプロデューサーが自分のことを見ていることは心のどこかでは分かっていたはずです。しかし、そのことに背を向けプロデューサーからの言葉を受け止めずにガラス玉の景色しか見ていませんでした。
そんな中、プロデューサーからの言葉、気持ちが凛世の心に響き渡りガラス玉の景色を手放し、本当の世界の景色を再び見ることができた凛世であったのでした。

錯覚が消え、本当の景色と向き合うことができた凛世はスタジオ撮影へ臨みます。プロデューサーが凛世のことを見ている(プロデュースしている)限り、凛世はプロデューサーのことで浮かれ、沈み思い悩むことがこれからもあるでしょう。ですがプロデューサーが自分のことを見ていてくれるそのことが凛世にとっては何よりも自信となりブレずに、挫けずに進むことができるのです。

例えプロデューサーが自分自身のことをしっかりと見ていてくれても、見ていてくれるからこそ思い悩んでしまう。ですが、

True end 赤と青

写真集発売記念のトークショーが終わり二人はファミレスへ。プロデューサーは写真集を見ながら凛世を褒めちぎります。そして、プロデューサーはガラス玉を持った凛世が一番良かったと称えます。
生憎、この写真は逆さまの世界を愛した少女のように現実の世界(プロデューサー)から背を向けてしまっている状態の時の凛世でありました。それに対し、凛世はいたずらっぽくこう言うのです。

今はまだプロデューサーも凛世のことは完全には理解していません。ですが、理解しよう懸命に向き合う姿勢は凛世にもしっかりと届いています。

「海岸線にて」より

その後、かき氷シロップなどのように本来は同じ味の筈が青には青いハワイの味や赤にはいちごの味がすると味の錯覚について話し合う2人。ここで注目すべきはタイトルにもあるように「赤と青」です。これは【われにかへれ】のコミュ内でかき氷を赤いいちご味は凛世、青いハワイの味はプロデューサーとそれぞれ食べました。ここからも分かる通り、赤=凛世、青=プロデューサーを表していることはご承知かと思います。

そして、今回のコミュの最後に「違うように見えて…同じ…凛世たちも…そうであったなら…」「いつか…そうなれたなら…」と凛世のモノローグがあります。今はまだ違う色である二人、ですがいつかこの色は同じように見えるそう願っている凛世ですが、「いつか…そうなれたなら…」の背景に注目すると見ての通り紫色であります。紫色は、赤色と青色を合わせた色というのは言わずもがな。ということはこの一文とこの背景、そういうことなのか高山?

なあ、高山?

最後に

最後まで読んでくださりありがとうございます。
拙文でありましたが、自分なりに【硝子少女】杜野凛世のまとめ、感想でありました。読み返すと中々に乱雑な文章かも。作成途中にお腹壊しちゃったからかな(責任転嫁)。そして、個人的には恋する乙女である杜野凛世はプロデューサーが見守っているかぎりこれから何度も浮かれ沈みを繰り返すことでしょうもちろんこれは凛世にとっては良いことばかりではありません。ですが、プロデューサーがいる限りこのような思いをしてもプロデューサーを思うことは止められないTHE・恋する乙女という感じが非常に良かったです。応援してますよ。(某kongbo風)



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