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4月24日は『植物学の日・マキノの日』。植物学者の牧野富太郎さんのお誕生日。ということで、植物本をご案内。

4月24日は、NHK・連続テレビ小説『らんまん』放送中、〝日本の植物学の父〟植物学者の牧野富太郎まきのとみたろうさんのお誕生日だそうです。
そこで、イースト・プレスから、植物にまつわる本をご紹介。
気になる本がありましたら、是非どうぞ。


■グリーンフィンガーズの箱庭1

不思議な植物や人の紡ぐ想いを解き明かす──
透明人間の植物学者と大学生アルバイトの、奇妙な植物たちにまつわる幻想譚、開幕!

レコード店の閉店に伴い、新しいアルバイト先を紹介された旭。それは大学の裏山にある、大きな屋敷に住んでいる“少し変わった植物学者”のお手伝いをするというもの。だが、屋敷に向かう途中、一本道の山中でなぜか迷子になってしまう。じつは旭は幼少期にも不思議な経験をしていて……。
見えない優しさに、人の願いと想いが交錯する──。
これは、とある奇妙な植物学者と、奇妙な植物たちの物語。
単行本でしか読めない、描き下ろし16Pを収録!

グリーンフィンガーズの箱庭1
著:穂坂きなみ
定価:858円


■日本人のための大麻の教科書
「古くて新しい農作物」の再発見

私たちは、米より先に大麻をつくっていた。
10のキーワードから解き明かす、とある植物の数奇な物語。

私たちは、米より先に大麻をつくっていた。
1.名称 2.歴史 3.農 4.衣 5.宗教 6.文化 7.食 6.薬 9.模様 10.法
10のキーワードから解き明かす、とある植物の数奇な物語。

〈特別寄稿〉
宮台真司/⻲⽯倫⼦/松本俊彦/佐久間裕美⼦/新垣実/リーバイ・ストラウス ジャパン

大麻。この植物は、日本では「違法な薬物」というイメージが強い一方、海外では医療品・嗜好品・新素材として再評価・解禁され、「グリーンラッシュ」と呼ばれるほどの経済効果をもたらしている。
しかし、日本において大麻は「稲作より早くから栽培され、衣食住に用いられてきた農作物」だったという事実は、あまり知られていない。ほんの70年ほど前まで、大麻は日本人にとって非常に身近な存在だったのである。
本書では、「名称」「歴史」「農」「衣」「宗教」「文化」「食」「薬」「模様」「法」といった10の切り口から大麻を捉え直し、その本質を探っていく。また、各界で大麻に関する情報発信を行っている識者の方々からの寄稿も掲載する。

『日本人のための大麻の教科書 「古くて新しい農作物」の再発見』
著:大麻博物館
定価:1,760円


■公園植物ワンダーランド

公園めぐりやお散歩が100倍楽しくなるコミックエッセイ!

桜や紅葉で賑わう季節だけでなく、公園は一年中楽しくてワクワクする場所。知ってるようで知らない樹々や、美しい花々に会いに行きませんか?
何気なく素通りしていた小さな公園や道端の草花が、特別なものに感じるはずです。
お花屋さん兼漫画家・イラストレータの花福こざるさんが楽しく教えてくれます!
樹々の緑は、あなたの心をきっと癒してくれるはず…。

『公園植物ワンダーランド』
著:花福こざる
定価:1,210円


■のほほんガーデン

バラにスイカに食虫植物⁉︎ かたぎりさん家のベランダはなんでもありのお気楽ガーデン。

イラストレーターのかたぎりもとこさんは、生粋の「ベランダー※」(ベランダでガーデニングを楽しむ人)。でも、ご本人の、チャレンジャーかつお気楽な性格からか、今では一般的な”ガーデニング”を超え、ベランダでスイカやマンゴー、杏にパパイヤなどを育て始める始末。うまくいくかと思いきや、そこは“のほほん”。植物たちに翻弄される毎日を描きます。

『のほほんガーデン』
著:かたぎりもとこ
定価:1,100円


イレギュラー(先生、きのこは植物に入るんですか?)

■かわいいきのこ

読み終えた後に、脳内きのこが一本生えていること間違いなし!
チチ松村さん(ゴンチチ)ご推薦!

ある夏の終わり、長野の山荘で偶然見かけた赤くてきれいなタマゴタケ。
その可愛いフォルムと鮮やかな色に魅せられた著者は印象的な出会いを経て、どんどんきのこの世界へと引き込まれていきます。
その活動は阿寒湖や白神山地など、きのこの有名な生育場所を巡ったりきのこ勉強会や、キッタリアを食べるイベントに参加したりと活動的。
・赤くて魅惑的ながら猛毒のベニテングタケ
・ビビッドな青い色が美しいソライロタケ
・白いレース状のマントをたなびかせるキヌガサタケ
・ひと晩でインクのように黒く溶けてなくなるササクレヒトヨタケ
などなど、知れば知るほど不思議な生態や旨味たっぷりの美味しい味わいにもせまる、きのこの魅力たっぷりの、オールカラー・コミックエッセイです。

かわいいきのこ
著:うつろあきこ/監修:保坂健太郎
定価:1,210円


以上、5点を紹介いたしました。
牧野富太郎さんに思いを馳せながら、どうぞお読みください。

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