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ホワイト物流/参加要請から1年、賛同企業は924社に

悪化する物流環境に対して、企業・業界を超えた協力により物流の持続性を担保する事を目的とし、活動の宣言としてホワイト物流宣言があります。

物流業界はブラックという事を暗に示しているのでしょうが、少々安易なネーミングかなとは感じます。

ここで重要なのは、"宣言"ではなく"実行"です。

いくらホワイト物流宣言したとしても、宣言で終わってしまっては当然改善には結びつきません。

おそらく問題となってくるのは、ホワイト物流を宣言して何を改善しようとしているかです。

各社が自分たちのだけの効率化を目指してしまうと、特にサプライチェーンの上流企業に負荷がさらに寄ってしまい、全体としては更なる非効率化になってしまいます。

日本経済全体に影響する重要な意思決定ではありますが、テーマが壮大過ぎるためその意思決定をできる経営者は少ないと思います。

"近い将来物流が破綻した時に皆で後悔する"

なんて未来にならないように、ホワイト物流"活動"をしていく必要があります。

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