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MOVO Berthの機能拡充

物流向けのテクノロジーソリューションサービスを提供するスタートアップ企業のHacobuが既存サービスの機能を拡充します。

改正食品衛生法によって義務付けられるHACCPの順守義務に合わせて、同社の提供するトラック予約受付サービスである"MOVO Berth"に衛生管理の項目が追加されました。

衛生管理は確かに事務作業の負荷になりますが、法対応であるため蔑ろにする事もできません。

紙ベースでの管理を止めてシステムで一元管理する事で、業務負荷の軽減につながるかと思います。

一方で物流業界は未だに紙ベースの帳票やFAXでのやりとりが多く、他業界と比較しても決してテクノロジーの導入が進んでいるとは言えない状況です。

ある意味ビジネスチャンスなので各社が同じような機能のサービスを提供し始めると、ユーザー側は選択肢は増えるというメリットはあるものの、導入されるサービスがバラバラだと結果的に非効率になってしまうデメリットも大きいです。

新たなビジネスチャンスが生まれた領域においては、この様に多くのサービスや商品が生まれ、生き残った数社でシェアを分け合う形となり、特に大きなシェアを獲得した企業の仕様がデファクトスタンダードになります。

既存の運送や倉庫運営を担う物流企業が開発するよりは、Hacobuの様な現場オペレーション業務を持っていないスタートアップ企業が一気に広げてくれる事が最も理想的ではないかと個人的には考えています。


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