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物流会社の運賃値上げ交渉が難航する理由
ここ数年で運賃の値上げに踏み切る物流会社が増えてきましたね。最近ではヤマトが4月3日から10%程度の宅配料金の値上げを発表しています。
それでは企業間物流の値上げはうまくいくのでしょうか?
運賃は過去から見合っていなかった1990年代に大規模な規制緩和が実施され、運送業への新規参入が推進されました。細かな説明は省きますが、規制緩和の結果として差別化しづらい運送業では価格競争や付帯作業へと傾いて
この2年間で感じた物流の変化
更新が止まっていた2年間について物流改革プロジェクトへの参画
約2年の間記事の更新が全くできていませんでした。
実はその間に大きな物流改革プロジェクトの携わるチャンスをいただいていました。
通常業務に加えてプロジェクトも立ち上がったため業務に忙殺されていた事もですが、記事の中で意図せず守秘義務に関する内容に触れてしまわない様に情報管理していた事も更新が止まっていた理由です。
一定の可能性が見込
働き方も大きく変わったし、生き方も大きく変わった1年
2020年度の仕事納めが終わり、コロナ禍で劇的に環境が変わった今年の仕事を振り返ってみました。社会人になって10年少々経ちましたが、これまでとは働き方の価値観が一気に変わった年になりました。
古き良き時代(?)の働き方
入社した会社が一気に業績が悪化した事もあり、新入社員ながら「個人としてのスキルを高めておかなければ、近いうちに職が無くなるかも?」と考える様になりました。
平日の終業後も会社
協業を成功に導く方法とは?
とあるスタートアップ企業と協業する事が大筋で決まりました。
スタートアップ企業との協業なので、決して確度の高い取り組みというわけではなく、正直短期では成果が出ない可能性の方が高いかなと感じています。
これまで何度かコンサルティング会社とのプロジェクトで苦い思いをしてきたので、難易度は高いものの何とか成功の確率を上げていきたいところです。
失敗の本質どこを"いつ"目指しているのか?
過去に失
デリカフーズHD、農業総合研究所と青果物流通の業務提携解消
2017年10月に開始されたデリカフーズホールディングスと農業総合研究所の物流関連の提携が解消された様です。
当初見込んだメリットが得られなかった事が理由との事ですが、農業に限らず大規模な会社と中小規模の会社の物流のアライアンスは難しい印象です。得られたメリットの割り当てはどう考えるか?
得られたメリットの割り当てはどう考えるか?こういった協業は大規模な会社の方がインフラ構築が進んでいる事もあ
日清食品HDが湖池屋を連結化
日清食品が湖池屋を連結子会社化するようですね。
この記事が出るまで、100%子会社だと勘違いしてました…
日清の主力品であるカップ麺と湖池屋菓子類は配送先も似ているはずですし
荷扱いの条件も大体同じなのかなと思うので、ロジスティクス領域は協業し易そうですね。
商品開発でどんなシナジー効果を見込んでいるかは分かりませんが、マーケティング(販促)であれば両社で協業できるのでしょうか。
※できるなら
働き方改革・働きがい改革は目標を下げる事ではない
働き方改革が叫ばれて久しいですが、皆さんの会社ではいかがでしょうか?
「残業を減らす事・有休を取得する事が目的になっている」
「若い社員に優しくする・ハードルの高い仕事は与えない」
といった内容に留まっている会社が多いかなと感じています。
確かに以前の様に
とにかく与えられた仕事は文句を言わず頑張れ!
使うかは分からないけど、この資料作っておいて!
残業時間が多い?仕事が終わらないな
目の前の"ラクさ"に気を抜いてはいけない
前回の記事から相当時間が経ってしまいました。
春からコロナ禍でリモートワークとなった一方で様々なプロジェクトや業務が一度ストップしていたため多くの記事を書けていました。
一方で自粛が緩和されてきた事や、それまでの遅れを取り戻すべく梅雨前くらいからは例年以上に忙しい日々となりました。
ただ、普段の業務でもルーチンに近い業務は非常にラクになったと思います。その要因として日本の経済が停滞したことに
在庫配置の戦略について
今回は在庫配置・拠点ネットワークについて考えてみたいと思います。
まず最初に在庫配置の戦略は何によって規定されるのでしょうか。
世の中には様々な考え方が存在していますが、私はサプライチェーンの最大の屋台骨である"輸送能力"によって規定されると考えています。
明日欲しいんだけど。むしろ今日欲しいくらい。
今ではAmazonで買い物をすると、早ければ当日、Prime会員なら基本的に翌日には商品
MOVO Berthの機能拡充
物流向けのテクノロジーソリューションサービスを提供するスタートアップ企業のHacobuが既存サービスの機能を拡充します。
改正食品衛生法によって義務付けられるHACCPの順守義務に合わせて、同社の提供するトラック予約受付サービスである"MOVO Berth"に衛生管理の項目が追加されました。
衛生管理は確かに事務作業の負荷になりますが、法対応であるため蔑ろにする事もできません。
紙ベースでの
アパレルECは再びZOZOTOWNへ向かうのか?
実店舗での売上が大きく減少しているアパレル企業が、自社での滞留在庫消化のためにZOZOTOWNでの販売に力を入れています。
しかし、そもそも外出を自粛している環境下においてはアパレル需要自体が低下しているため、販売の低迷はチャネルの問題ではないと思います。
とは言え背に腹は代えられないため、少しでも廃棄損を減らすためにZOZOTOWNでの販売強化に舵を切ったのでしょうか。
過去記事でもECに