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非プログラマーが三年間独学プログラミングを続けるモチベーション

わたしはただ3年間もくもくとプログラミングを独りで学び続けてきました。
プログラミングスクールにも通わず、コミュニティにも参加していませんでした。
そしてクラフトビールキャンバスというサービスをリリースしました。

「プログラミングの勉強を始めて半年で売上10万円を達成するまで」
少し探せばこんなタイトルのブログが見つかります。
わたしが3年間かけて作ったサイトの売上は、月マイナス2000円です。

3年間ただ独りでプログラミングの勉強を続けるには自己との葛藤があります。
わたしはそんな葛藤とこんな感じで対話していました。

29歳で学習を始めたのがそもそも遅い
わたしは工学系の大学にいました。文系の方と比べると学生時代からプログラミングに接する機会はたくさんありました。
同世代でCTOをやっている人や、OSSへの貢献などプログラマーの中で尊敬を集める方もたくさんいます。
わたしも最初から大好きなプログラミングの世界に足を踏みれていれば、という後悔もありますが、
きっと新卒からプログラミングをしていれば、他の業界に足を踏み入れようなどとは少しも思わなかったでしょう。
だからこそ、わたしにしかできないサービスを作ることができると思っています。

最初の問いに戻ると、わたしの戦略は純粋なプログラマーとしての高みは諦めた、です。
いけてるベンチャーにプログラマーとして入ることはほぼ無理でしょう。
わたしはプログラミングできる人を一番に尊敬します。大好きなRubyを作ったMatzをはじめ、わたしよりコードが書けるのであれば小学生でも尊敬します。(きっとそんな小学生はたくさんいるでしょう。)

なのでプログラマーへの憧れと尊敬はありますが、わたしはわたしのアイディアとそれを実現する力で勝負をしようと思っています。
その舞台として個人開発を選びました。

プログラミングを続ける理由は?
わたしはわたしの頭の中で考えることが好きでした。
人とは違うアイディアがあるという自己肯定で生きていました。
ただわたしは気づきます。もうすぐ30さいなのに何も作り上げていないと。
怠惰なわたしがプログラミングを独学で学び続けた原動力はこの焦りなのだと思います。
きっとここで頑張らないと何も残すことなく死んでいく、そんな気持ちが今もあります。

サイト作っても誰も使わないよ
誰も使わないサイトでもいいでしょう。最初から成功する人はごく少数です。
失敗から学び、次のサイトを作ればいいだけです。
これまで成功している人たちも失敗や反省を繰り返しているはずです。
サイトを作り上げたことをまずは誇り、そこから学んで作り続けます。
このブログも成功の確率を上げるために考えた結果です。

本業が忙しすぎて勉強の時間がない
わたしのスケジュールは別のブログにまとめようと思いますが、
本業が忙しくて新しいことができない、というは言い訳だと本気になったわたしは気づきました。
もし何か自分を変えたいと思うのであれば、好きになれそうなことをまず見つける必要があるのだと今は思います。
心地のいい何かをやめるほど好きになれる何かを。それがわたしはプログラミングでした。

エラー、エラー、エラー
これが一番心が折れそうになります。頑張っても何日も解決しないこともあるのです。
そんな時はぐぐるしかありません。その先にきっと答えが見つかります。
どうしても見つからなければ、その実装をやめてしまう、メンターを探したりコミュニティーに聞いてみるのもいい手です。(わたしのような独学は時間の無駄でしょう。)
プログラミング自体をやめてしまうよりも、よっぽど素敵な選択肢です。
ただ、先人たちが築きあげてくれたインターネット文化がわたしをいつも助けてくれました。



3年間わたしは独学でプログラミングの勉強を続けてきました。
非プログラマーで独学で3年間勉強し続けたわたしは少し特殊かもしれません。
プログラミングが楽しいといのもありますが、何かを作り上げたかったはずなのに、怠惰にとしを重ねてしまった、という強烈な焦りも原動力です。
なので、大学生や若い方で自分のアプリを作っていたり、起業されてる方などは本当に尊敬します。

個人開発にわたしの進むべき道はあるのでしょうか?
スタートラインに立って、そのハードルの余りの高さにやっと気づきました。
個人開発で成功するのは、宝くじが当たる確率より低いのかもしれません。
ただここで諦めてしまえば、何も作りあげることはできません。

学び反省しながら、個人開発をしていきます。


クラフトビールキャンバス は頑張ってサービス運営中なので、クラフトビールに興味ある方は是非登録をお願いします。

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