CHOCOLATEが見た景色を記録する
このnoteは、CHOCOLATEのメンバーと、CHOCOLATEを気持ち程度でも応援してくれている人たちに向けて、僕らが試行錯誤の中で発見・失敗したこと、まるっと含めて、その見た景色を共有することで、今立っている位置と、目指したい行き先を再確認するために書いていきます。
「右も左もわからない状態から、こういう道のりがあってここまで来れたのかー」と、いつかゆっくり振り返って眺めるためのものでもあります。
ちなみに「1000円/月」と設定していますが、基本無料で全文見られます。(多分)もし応援してくれる人がいたら、そのお金をまたいろんなコンテンツ作りに活かして、発見を共有していくつもりです。
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まずは最初の記録なので、原点をちゃんと留めておくことに。
CHOCOLATEは一体何をやろうとしているのか。
それはずっと、すごくシンプルで、
まだ見たことのない「たのしみなもの」を作り続けるということです。
「世界一たのしみな会社になる」という目標があるけれど、
一番大切なのは、周りと比べてどう、という以上に、自分たちがつくるものを自分たちが一番たのしみにしていて、結果的にそれをたのしみにしてくれる人が世界中に広がっていくっていう状況を生み出したい。
その延長に、しっかりジャケットを着て映画祭のレッドカーペットを歩ける日が来るのは憧れるし、任天堂ゲーム新作発表みたいに世界中のファンに絶叫してもらいもらいたいし、ジャンプのように毎週発売日を心待ちにしてる人が現れてくれたら嬉しい。
あわよくば、毎日どこかでそんな状況を生み出しているくらいに、「たのしみなもの」をたくさん作りたいと思っています。
とは言うものの、道のりはとても長い。どうすればそこに辿り着けるのかを考えて、この3つを大事にしようと決めました。
① 知恵を越境すること
② 一気通貫すること
③ あそぶこと
CHOCOLATEには、
映像作家 / 脚本家 / 広告プランナー / アニメーター / TVディレクター / ウェブディレクター / デザイナー / 漫画編集者 / 音楽プロデューサー / 空間演出家 / YouTuber / 作家 / ライター / PRプランナー / イラストレーター / エディター / 芸人 etc...
異なる分野に出自を持つ人たちがたくさん集まってくれているし、この先さらに増えていくと思います。これはすべて、知恵を越境するためです。
これまで、エンタメ界の先人たちが"感動"を生み出すための様々な知恵を編み出してくれました。ゲームにはゲームの、漫画には漫画の、映画には映画の、その業界が育てた知恵があるけれど、それが集う機会はあんまりなかった。
だからこそCHOCOLATEは、知恵が分け隔てなく行き交って、盗み放題、活かし放題な場にすることで、想像もしていなかったものがどんどん生まれるといいなと思っています。
さらに、その場に
・アイデアを形に変える制作のプロ
・ビジネスとして育てるプロ
・そんなチーム全員を様々な面で支えるプロ
この人たちが一同に集まり、肩を並べてくれているからこそ、不要なストレス、忖度、事情を抜きにした、風通しの良いコンテンツづくりができる。この"一気通貫"も、ものすごく大切にしていることです。
そして何より、あそべる場にすること。(これが一番難しい!)
あそぶように仕事ができたら、全員が前のめりになれるし、たのしいし、思ってもないものが生まれることを確信しています。
ただ「仕事」として進める限り、そこには責任がしっかりあるし、ちゃんとお金を稼ぐためにやらなくちゃいけないことも沢山ある。時にはあそびだと思えないようなときも。
でもこの先、ちゃんとお金を稼ぐ地盤ができて、必要な人材が集まれば、心も時間も余裕が生まれて、全員が思う存分「あそぶ」ようにものづくりができると思っています。
道のりはまだまだ長いけど、CHOCOLATEがこの3つのことを大事にするということは、きっとこの先も変わりません。
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僕がCHOCOLATEに参戦して、2年半が経ちました。
社員が3人しかいなかった会社(↓当時)も、今は70人に。
こんな広いとこ借りてどうすんだ!と舞い上がっていたオフィスは、もうすっかりパンパンになってしまった。
正直、「この人一体この先どうなっちゃうんだろう」と思う末恐ろしい才能の持ち主がたくさんいます。
でも、まだまだです。
何も成し遂げられていません。
壁も死ぬほどたくさんあります。
たとえば
・個の力を最大限引き出すチームづくりの壁
・コンテンツを継続する熱量の壁
・コンテンツビジネスでしっかり収益を生み出すための壁
・新しい組織の形の壁
・広告とコンテンツのいい関係作りの壁
・YouTubeチャンネルを伸ばしていくときの壁
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壁だらけです。
試行錯誤は延々と続きます。
しかし、そんな中でも、可能性をひしひしと感じる”種”は確かに生まれてきています。
例えば、企画作家である氏くんは、最初の打ち合わせの1案目で、世界中で話題になるような妄想雑貨を生み出してしまうし(中国ではその翌日に発売され、10億円くらい売れたと噂です)
YouTuber、映像作家、脚本家、漫画編集者、広告プランナー、音楽プロデューサー、制作プロデューサーという立場がいっせーので肩を並べて作った20分の短編映画は、国を跨いで4500万人もの人に届き、大絶賛してもらえたし
映像作家である森さんは、いつも奇天烈なものを生み出してくれるし…
「けたたましく動くクマ」でも人気のたかだべあさんが生み出すキャラクターは、次はなんだ!次はなにを作るんだ、といつもウズウズしてしまうし
まだアニメーションを初めて1年しか経ってない有村さんの「ブルーハムハム」は、もう飛ぶ鳥を落とす勢いで、あっという間に100万人のファンを生み出してしまうし
すごい方向に突き抜けたYouTube時代の番組を作るチームもいれば
時には総力戦で、新しい演劇の形、新しいライブコンテンツの形を生み出したり…
これは、ごくごく一例ですが、何かを模索するたび、何かが生まれて、その数だけ発見がある。少しずつですが、着実に前に進んでいる手応えがあります。
改めて、このnoteでは、そんなCHOCOLATEが「世界一たのしみな会社」を目指す道中で出会った発見、失敗、そして今たのしみにしている "次の一手"など、全部ひっくるめて、CHOCOLATEが見た景色として、少しずつ記録していきたいと思います。
この先に、どんな景色があるのか、とてもたのしみです。
たのしみにしていてください。
CHOCOLATE プランナー
栗林和明
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CHOCOLATEが見た景色
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