kokia

言葉が好きです

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最近の記事

君へ

君が私の目の前から消えて何年が経つ? あの時はすべてが眩しかったすべてが愛しかった 季節の影だけが今も胸に残っているよ 君の美しさだけが私の庭を満たしている もう戻れない?過去には行けないの? 単純な言葉だけど寂しい悲しい切ないよ 景色が平面に見えるおくゆきを失ってしまった 私が植えた愛の芽は萎れてしまった ただ今言えるのはもう君が居ないこと ここには居ないこと ただそれだけが真実 もういちど愛の夢見たい 品格がある君を今でも尊敬してるよ 私は今も夢の中に居る 淡く繊細な気配

    • 日記

      自分の感じてることは作品になってから気づく事もあるのかなと思いました多分自分に素直になれるのは作品(短歌・俳句・詩)があるからなのかなと思いますそして大事だなとおもうのは些細なことにも注意深く観察することだと思います意外とだいじだなと思います独創性のある作品は意外な所に着想を得ている事が多いのではないでしょうか自分の興味の幅を広げる事も大事かもしれません美術史を学んでみるのいいし、近現代の音楽をきいてみるのも良いかもしれません。

      • 俳句はじめてつくりました

        夕凪の寂しき時に久遠鳴く 思い出が朧に馴染む夕べかな 夏の海我が胸の中通りけり 紅葉の混じる色彩香らせて

        • ろくに歌集を読んだことない私が小野茂樹の歌集を読んで思ったこと

          私は短歌を最近よんでいる 小野茂樹歌集をよんでいる途中だが 難しい漢字が多く正直な感想読みづらい 短歌をまともに読んだことのない私だが 文脈からひしひしと伝わってくる詩的な 言葉たちそれに感化され じぶんでも短歌作ってみようと思いました

          短歌はじめてつくりました 改訂版

          雲雀鳴く街を置き去り夢の中溺れし闇に残光灯る 純朴な少女のような白い月夜を縁取る明りの調べ 日没の失いし日々恍惚と痛ましき傷暗路の中で 一条の光のごとく青春の隙間を埋める言葉の息吹

          短歌はじめてつくりました 改訂版

          星形の希望

          さぁ 戻ってこい私の春よ いつも降る雨のように 朝に告ぐ太陽のように さぁ 戻ってこい私の春よ 君の笑顔 その心が手持ち手持ち無沙汰 にならないように祈るから 盛大に祝おう 誕生日のように  健やかなる日が送れるようにと 仲間と飲む酒 食事は 私を強くする そして弱くもする 土砂降りの豪雨の中 晴天の空の中 どの時もワインのように香しい 雲間から突然光が差し込む まるで神様のお告げのように くたびれた人よ その道は苦難に溢れているのか 木陰がささやく 午睡がささやく 溢れる愛

          星形の希望

          見えない繋がり

          風景を捉える 目で鼻で耳で 重複する時間と空間 夢でもない 現実でもない 何も変わらぬ命 縦横無尽に 埋めつくす言葉 茂みに隠れる 涙の余波 麻痺した自然 声高に叫ぶ者 涸れた泉 消費する私 諦観する原住民 メモする宇宙 貼り付けられた 履歴書が星を覆う 命の一滴が生まれる

          見えない繋がり

          あの時

          澄んだ空が呼ぶ 夕影が一日の 余韻を運ぶ 波の音 子守歌のように そっと撫でる 月明り 婚礼の鐘の音のように そっと奏でる 一人眠る 夢は気化した 光沢のある日々は 綻び 枯れ木のように 暗闇に耐えている ランプの下 生活音が聞こえる 争いは今日も続く 下敷きになった者 息吹が風向きを変え 花々が咲く頃 古いラブレターは 久遠の中で佇んでいる 願いは散っていた

          あの時

          日記

          人の心を動かす そんな詩をつっくてみたい けど自分自身が 情緒豊かではない どうすればいいのか 頭を抱えてしまう 自分の性質だから 変えられない そんな事ってありますよね?

          藍の花

          戻る場所を探す その入り口に立って 見えない 触れない 今日もどこかで 求めている そう扉の前で 行き止まりだ まるではぐれた蟻だ 眩しい翳りに 集う生き物 そこはかとなく 揺れる 人生のように 行先は余白 書かれない 言葉たちが 浮き上がる 世界の狭さを知る もうひとりの自分が つぶやく 懐かしむように 過去の置き場は もうないと そもそも 何も無いのかもしれない 何かを飲み込む 言えなかった言葉の 源に出会えた 感無量 そうつぶやいて また夜になる

          藍の花

          空疎と光芒

          雑踏を押し分けて 広がる世界  外に内に 押し迫る 君がくれた光 残照のかけら 見えない思いは 日常の中で芽を出す 怒り 悲しみ 喜び そして憂い 目に見える 目に見えない 心を縁取る 様々な情報が 君が気付かないうちに

          空疎と光芒

          夢の季節をおしえて 風は春を置き去りにして マズルカを踊る 演奏家のぼやきを記録する 丘陵に炉を作る 数えた神の詩歌を読む 経験で塗られた癒し

          すきな音楽について語ります

          オウテカっていいですよね ジャンルはわからないけど オウテカ 最高です オウテカ聞きながら 作詩します 読んで頂きありがとうございます

          すきな音楽について語ります

          詩について

          私は日本や世界の詩人を沢山読んできました 詩を自分のノートに沢山書きました 詩を書き始めて10年です 詩人に詩を教わりました それでも上達しなくて 正直しんどいです 壁にぶつかって先に進めない感じです 自分の才能の無さに打ちひしがれています それでも詩が好き それでも詩を書きたい 表現したい この衝動を大切にしていきたいと思います 私が尊敬する詩人イヴ・ボヌフォワみたいに 上手く書けなくてもいい 心の動きを大切にしっかりと味わう これを大切に書いていこうと思います 読んで頂き

          詩について

          だれにも言えなかった事象の理

          あるおおきな島で参照する言い訳の作り方 始点をずらし滑りおちるのは書架の端くれ 僕の私の綴る夢の先 欄干のまどろみに滴る口語体 恒久の都市 未来を縁取る 想起する恥部の設計 黎明期に作る変転 一つの静寂 一つの茫漠 縮小する小宇宙に 言語のない世界で 緻密に描く果てしない郷愁

          だれにも言えなかった事象の理

          昨日の輪郭

          彼方の曙光が知らせる 月花の眠りに 夜空を溶かす 忘れた調べが 泡になる 波打つ思い 君のピアス 冷たくて  優しくて 消えかけた 昨日の私を そっと撫でた 幻をあげたい 美しく繊細な心 脆く儚げなその瞳に酔う 足りない何かに 惑わされて そっとため息をつく

          昨日の輪郭