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『光線とイニシエーション』の( ..)φメモメモ②

グループ・イニシエーションについて古文書からの弟子と師の質問と回答

そして汝には扉が見えるか、おお、光の中のチェラよ。
私には扉が見え、呼ぶ声が聞こえます。わたしはどうすべきですか、おお、わが人生の師よ。

扉を通りなさい。歩んできた道を振り返ることで、時間を無駄にすべきではない。光の中へと前進しなさい。
扉は遠く、あまりにも狭い、おお、わが人生の師よ。通れないのではないかと思います。

扉に近づき、生命の道を歩むもう一人の巡礼者の手をとりなさい。扉に近づき、その扉に一人で入ろうとしてはならない。
扉を見ることができず、右側と左側にいる兄弟の手を握っています。道を歩む巡礼者たちに取り囲まれているようです。彼らは似ています。彼他の音色は一つです。彼らは私とも似ているようです。あらゆる方向から押し寄せてきます。わたしには扉を見ることができません。

道を前進しなさい。おお、光の中の巡礼者よ。そして手に手をとって、光の扉の前に一緒に立ちなさい。汝には何が見えますか。
再び扉が現れました。扉は広いようです。以前のように狭くありません。私が以前に見たのは何だったのでしょう。それは私たちが一緒に道にたつこの兄弟たちの一団が直面している扉とは違うものでした。

汝が以前に見た扉は、汝のマインドが作り上げた絵空事であった。汝の分離した創造である想念形態、真実から汝を遮断するものーー通るにはあまりに狭いが、間違った魅力に満ちたものーーであった。兄弟の手をとる人だけが扉をありのままに見ることができる。一つになった大勢の人に囲まれている人だけが、ひとりで通過しようとする人には閉ざされている扉を通ることができる。
 

『光線とイニシエーション(上)』アリス・ベイリー著より


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