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クリスマスツリーに電飾を付けるのはなぜなのか?

クリスマスツリーって、どうして電球を飾ると思いますか?

いろいろまとまっている良い記事を見つけたので貼っておきます。

これによれば
キリスト教的意味を踏まえると、クリスマスツリーのキラキラは、世界を照らす光・キリストそのものを象徴しているのである。キラキラしてなきゃクリスマスツリーじゃないといってもいいだろう」
とのこと。

https://uwanosorajikenbo.hatenablog.com/entry/2017/11/26/170759


それもあろうと思います。

私が自然界の木々から教えてもらった、クリスマスツリーのキラキラの本質はこうです。

冷え込んだ朝、木々の枝には霧氷が付着します。そこに朝陽があたると霧氷が解けて水滴になります。枝葉についた水滴は朝陽によって、様々な色を反射します。

この現象は朝しか起きません。おそらく光の角度だと思うので、もしかすると夕方にも起きているかもしれません。ただ、冷え込んで霧氷がつく、という状態が夕方だと、私が住んでいる場所の場合起きないのです。朝しか見たことがない。

様々な色の光が見られるキラキラの美しさ、これは、太陽が高く昇れば水滴も消えてしまいます。見られるのはほんの限られた時間です。

だから、人間が「あれを再現したい」と考えて、クリスマスツリーには電飾(昔は蝋燭だったのか?)を付けたのだろうなと。

キリストの生誕を祝う、もしくは、光の誕生を祝うことを、自然界はそのような形で体現しています。

しかし、私の技術では、写真にとることができないのが残念なところです。

*このレディスマントルの朝露(5月半ばごろ)が朝にによって色を反射しているのが、参考になります。プリズムのようになって色が見えるのだけれど、焦点をあてると映らないのです。

レディスマントルと朝露 2021.5.18  Photo by Anju@EarthSpiral


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