クリスマスツリーに電飾を付けるのはなぜなのか?
クリスマスツリーって、どうして電球を飾ると思いますか?
それもあろうと思います。
私が自然界の木々から教えてもらった、クリスマスツリーのキラキラの本質はこうです。
冷え込んだ朝、木々の枝には霧氷が付着します。そこに朝陽があたると霧氷が解けて水滴になります。枝葉についた水滴は朝陽によって、様々な色を反射します。
この現象は朝しか起きません。おそらく光の角度だと思うので、もしかすると夕方にも起きているかもしれません。ただ、冷え込んで霧氷がつく、という状態が夕方だと、私が住んでいる場所の場合起きないのです。朝しか見たことがない。
様々な色の光が見られるキラキラの美しさ、これは、太陽が高く昇れば水滴も消えてしまいます。見られるのはほんの限られた時間です。
だから、人間が「あれを再現したい」と考えて、クリスマスツリーには電飾(昔は蝋燭だったのか?)を付けたのだろうなと。
キリストの生誕を祝う、もしくは、光の誕生を祝うことを、自然界はそのような形で体現しています。
しかし、私の技術では、写真にとることができないのが残念なところです。
*このレディスマントルの朝露(5月半ばごろ)が朝にによって色を反射しているのが、参考になります。プリズムのようになって色が見えるのだけれど、焦点をあてると映らないのです。
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