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思いつきが育む、さくらんぼの木。知らずに飛ばした種が実をつけた。

今日ふたつのできごとがあった。
同じようには見えないのだけれど、そのふたつが起こったときに自分のなかでちょこっとだけれど存在として光っていて、気がついたらくっついてたみたいな感覚。
これについて考えてみようと思う。

キーワードは【思いつき】
思いつきって、なんとなく自分のなかのことのような気がするけれど、もしかしたら思いつきは誰かにとってもええことにつながるかもよというお話。


さて続きを。ふたつのできごとがあったのだ。

ひとつは僕のところに、お友だちから、手紙とともにコーヒー豆が届いたこと。
もうひとつは、僕がきっかけをつくった子どもの夢を応援することについてお友だちが
僕が書いた記事をシェアしてくれていて、最後にありがとうと言葉が添えてあったこと。


ひとつ目はこうだ。
先日、僕のいまやっている【届けるフリーコーヒー】(コーヒーのドリップパックをフリーでお届けするプロジェクト)を送った愛媛のロキちゃんから、コーヒーの生豆が届いた。
「ちょっと扱いの難しい豆でどうしようかと思っていました。もしよかったらフリーコーヒーの豆として焙煎してみてください。」
とお手紙とともにメキシコの生豆が届いていつものように焙煎してみたら僕にはとっても美味しい豆だったので、注文したくなったのでロキちゃんに連絡した。

「ロキちゃんこないだありがとう!メキシコ美味しかったら注文してみようかと思って!ロキちゃんどこのお店から生豆買ってる?(だいたいこんな感じの文章)」

そしたら、ロキちゃん丁寧にも自分のお店で扱っている豆とそれぞれの卸先のリンクを送ってくれた。そしてメッセージの続きにこうあった。

「そういえば私はカンタティモールという映画を見てから東ティモールの豆を焙煎しはじめて。ちょうど東ティモールの独立記念日なんですよ。送ってもいいですか?」

あれま。コーヒーの注文先をたずねたのにコーヒー豆を送っていただくことになってしまった。嬉しい気持ちと申し訳ない気持ちがまざってしまうやつ。そうして今日コーヒー豆が届いてお手紙にはこうあった。

「メッセージをもらった日のお昼は、ちょうどマサさんと一緒に行ったあの店のちゃんぽんを食べたの。それからたまたまマサさんが書いた大坊さんのブログを読んでちょうどコメントしようとしていたときにメッセージが届いて。しかも東ティモールの独立記念日。これは自分がいま考えていることへのGOサインだなって思った。(要約)」

僕のなんとなくの思いつきが、彼女にとってはまさに必要なタイミングにドンピシャだったということなのだ。

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もうひとつのできごとも近い。
結果としては、僕らが応援している女の子が一生懸命に作ったボタンと思いが、それを必要とする方に渡ってよかったなぁくらいに思っていたのだけれど。はじめにこの話を僕にしてくれた友人のヒロミさんにとっては改めて気づきがあったとのことなのだ。
この件に関して僕がしたことは「だったらいましたほうがいいんじゃない?」と言ったことぐらいなのだ。がんばったのは、女の子たちであり、そのお母さんであり、そのことを応援し続けるヒロミさんなのに。

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どちらにしても僕はなんにもしていない。
思いついたときに、もしくは思いついたことをメッセージしたまでだ。
けれどもどちらもなんかみんなハッピーでいてくれて、もちろん僕は言うまでもなくとてもハッピーでよかったなぁという話なんだけれど。

先に書いて予防線をひいておく。笑
これは「引き寄せですね」とかコメントもらってしまうと僕はちょっとモヤモヤする。
「みんなラッキーですね!よかった!」
とかだとモヤモヤしない。このモヤモヤについてもまた考えなければ。


とにかく言いたいことはこうだ。
スピリチュアルだろうと、占星術だろうと、確率論であろうと、それは動物としての体が経験則からいろんな思考のかけらみたいなものをカタチづくっていて、それが意識として思いつきとして現れているみたいなことを言われようと、そんなことは、なんでもいい。

ふと思いついたこと、というのはそれが相手を傷つけるようなものでなければとりあえず言ってみたり、やってみたりしたらそれはもしかしたら自分のラッキーやハッピーだけでなく、だれかのそれにもなるかもしれないよ。ということだ。

もちろんなんにもならなくても誰も傷つかないし、誰も嫌な気持ちにならない。
けれどときにそれが自分や相手のなにかと結びついて知らない間に勝手に育ってナニカになったりする。

それはなんとなく食べたサクランボの種をエイヤーって庭に投げてたら、いつの間にやらそれが芽が出て、そのうち実をつけだすみたいなラッキーさ。もちろんそんなこと期待しているはずがないから、そのままその種が土に還ったとしても知らないままだしなんにも悪いことはない。

よくもまあ思いつきはいいもんだ!というシンプルなことをくどくど書いてしまうもんだ。文章力というよりも、頭のなかの整理能力の問題やなこれは。とにもかくにも書くのだ。

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