one day ［ '23 March ］
one day
休日、ショッピングセンター内の100円ショップで買い物を済ます
帰りがけに、ほのかがディズニープリンセスのビニールバッグを見つけて立ち止まる
ほのか、これ欲しい！
休日で長いレジ待ちを終えたばかりの妻さんは、本当に欲しいの？また今度にしない？
どうしても欲しいとバッグを握って訴えるほのか
ほのか、本当に欲しいの？本当に欲しいなら自分で買ってくる？そう声をかける
もじもじしながら、悩んで、ママに目線で助けを求める
ママはそれを察して、お化粧品売り場にそっと離れる
ひとりでいくのこわい
じゃあ、諦める？さっきのママと同じように、並んでお金を払ってくるだけだよ。お金はパパがあげるよ
そう言って小銭を握らせてあげると、決心したようで、頑張ってみると言う
長いレジ待ちの後ろまで誘導して、レジの先で待ってるねと言って離れる
数分後に、お次の人どうぞと呼ばれる
も、レジ前の棚でほのかの姿が見えず、ほのかもスタッフさんが見えてない
と、すぐに後ろに並んでいた女性がほのかに駆け寄って、背中をそっと押しながら誘導してくれる
レジでは若い男性スタッフさんが目線を合わせて相手をしてくれている
休日の忙しい時間帯にも関わらず、みなさんが優しく見守ってくれて、なんとか自分で買い物が出来た
自分で買ったバッグを自慢げに掲げて走ってくる
がんばったね！と声をかけてから、ほのかの背中を押してくださった女性にも声をかけてお礼を伝える
こんなに小さい子が頑張っててえらいなって思ってたんです。がんばったね？
そう声をかけてもらって嬉しそうに、ありがとうございます！とお礼が言える娘に成長を感じる
妻さんも女性にお礼を伝えてから、なんかみんな優しいね。と目をうるうるさせてる
世の中悪いことばかりじゃないよ。ありがたいね。
one day two years ago
労働を敬う日があったり、
収穫を祝う日があったり、
愛を伝える日があったりする日本。
夢を語る日があってもいいなぁと思います。
そんな夢を語るれおさんの企画（想い）に呼応するように、思いきって参加してみた
決して何かを得たわけではない
何かを成し遂げたわけでもない
ただ、確かに、その瞬間を感じることが出来た
one day last year
いまあなたの心が求めているものは何か？
いまあなたに必要なことはなにか？
ただただひたすらに生きることに、少し疲れていた
そんなときに、唐突に突きつけられる問い
すぐに答えることが出来なかった
考えても答えが見つからなかった
膝からくず折れる瞬間に、彼は言った
考えるんじゃない。感じるんだ。と。
そうだった
何ごとにも意味を見つけ、無意味なことは、良くないことだと決めつけていた
苦しくしていたのは自分だったのだ
無意味なことと理解した上で、彼の呼びかけに呼応していた
なんの意味も無かった
それが心地よかった
そう。意味なんて必要ないんだ
April Fool -6
大丈夫
もう分かっている
なんの迷いもない
何かを得ることも、成し遂げることもない
意味なんて必要ない
ただ自分のアイコンを変えるだけだ
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