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出張ブックカフェ「おやきと文学」 当日編

娘が生まれてから、休みの日は、どこに行くにも家族3人だったので、少し落ち着かない

なんとなく予定よりも、かなり早めに家を出る

妻さんとほのかが駅まで車で送ってくれた

最寄駅の改札を抜けてホームに立ったところで、人身事故発生のため、運転見合わせのアナウンス

運転再開の見込みは、1時間半後を予定しているとのこと

間に合うのか?


数分後に、普段は止まらずに通過する電車が停車
とりあえず、隣駅までは運んでくれるらしい

隣駅まで出られれば、別路線で横浜駅まで出られるから、なんとかなりそうで、少しホッとする

普段は使わない駅で横浜駅行きに乗車

座席に座って発車を待っていると老夫婦が乗り込んできて、隣の空いているひと席に、奥様が座られる

立っているご主人に座りますか?と言って、立ち上がりかけたところ、「大丈夫、すぐ降りますから」と肩を押さえられる

思いのほか、その力が強くて、そのまま座ってしまう

二駅ほどで、老夫婦が電車を降りていかれた

普段なら25分ほどで着く横浜駅まで、1時間半かけて到着

なんとなく早く出ることにしたのが功を奏した

横浜駅で買い物をしてから、池袋に向かう




池袋駅から徒歩5分ほどで、味のある建物にたどり着く

階段を上がっていくと、上階から楽しげな声が漏れてきたので、間違いないことを確信

インターフォンを鳴らす

・・・

ドアの中から、楽しげな声が聞こえてくる
盛り上がっていて、気づかなかったかな?

インターフォンを押す

・・・

・・・

インターフォンを何度も押してみる

・・・

・・・

・・・

諦めてドアをノックする

ドアを開けてくれた方と目が合ってから、なんて名乗るべきか逡巡して、ほのパパですと名乗るけど、正直あまり記憶がない…

ドアを開けてくれたのは、くまさん!
(あぁ、あのくまさんが目の前に!何度か音声配信で聞いてた、あのくまさんの声だ!ほんものだ!)

と思っているうちに、室内に通される

ひと目で分かる、このひとが微熱さん
(めっちゃ微熱さん!イメージ通りだし!)

ねむいねこさんに参加費をお渡しすると、丁寧に受け取っていただけた
(封筒ごと渡してスイマセン…)

横浜駅に寄って買ってきたキャラメルサンドを差し入れとして渡し、そのまま奥の部屋まで進むと、先客の女性がソファーに腰掛けて本を読んでいらっしゃる

ここまで女性しか居ないことに気づいて、ちょっと緊張しつつ、ソファーに腰掛ける

あやしもさんがご挨拶してくださる
(あぁ!あやしもさんだ!あやしもさんもイメージ通り!)

この辺で、情報過多になり、記憶が曖昧になる

先客の女性は、かなこさん
本を選びながら、声をかけてくださって、距離感がありがたい

テーブルの上には、たくさんの本が並んでいて、何冊かの表紙には、感想などが書かれたカードが置いてある
それを読みながら気になる本を手にする

そうこうしていると、トドさんと娘さん、息子くんが来られる
(息子くんの笑顔、めっちゃ人懐っこい!なるほど、トドさん譲りだな!娘さんは、少し緊張してるかな。繊細さんかな)

どなたかが、おひたちさんを紹介してくださる
飄々としていて人懐っこい笑顔
(なんだろう、纏っている空気感が柔らかくて、感じ良いなぁ)

微熱さんが、のちに微熱ブラックと呼ばれるホットコーヒーを淹れてくれる
これが、本当に美味しくて、コーヒーの香りを楽しみながら、交換する1冊を決める

ほのかにお土産


おだんごちゃんレター


もう一冊をどうしようかなと物色していると、微熱さんが、ほのパパさん、もうすぐワークショップの時間だよと声をかけてくれる

そのまま隣に座って、持参した「伝える」について、どんな本か質問すると、それなら、これはどう?こっちも良いかな?と一緒に選んでくれる
(なにこの贅沢!)

そして選んだのが、この本

世界観が好き



続いて、くまさんのワークショップ

参加されるのは、リチさん、桃子さん、かなこさん、私と、教えてくださるくまさん
私以外、女性で、これまた緊張する

しかも、noteでは、お名前は拝見していて、たまにnoteを読ませていただく程度の繋がり
リチさんに至っては、数日前に何件かnoteを読ませていただき、フォローしたばかり

そんな不安は、くまさんが払拭してくれた

お互いのこと、あまり知らない人も居るだろうからと、くまさんによる他己紹介をしていただけるとのこと

ワークショップに参加した人だけの特権!
くまさん目線でひとりひとり紹介してもらって、場が少しだけ緩む

早速、籐と向き合う

くまさんの説明を聞いて、お湯でやわらかくした籐を編み込んでいく

意外とかたくて、思うように言うことをきいてくれない

くまさんの見本は、隙間なくキレイに編まれている

何度も曲げて、押さえて、次を編み込んで、緩まないように、押さえて、次を編み込もうとすると、手前のところが緩む

コツを掴むまで何度も試行錯誤する

ひたすら、籐と向き合う

周りの音、微熱さんのおもてなしをしている声、誰かの笑い声、冷蔵庫の開け閉め、いろんな音が遠くなる

でも、確かに同じ空間にいる

くまさんが何かを話している

あやしもさんが、話しかけてくださる
初めて向き合う籐のかたさや、なかなか思い通りにならない感想を伝える

でも、意識の半分以上は籐に向いている

ふと、周りを見ると、みなさんも同じように集中されている様子で、この空気感がとても居心地が良い

そして出来上がったのが、こちら

参加者みなさんの作品

みんなそれぞれ、表情が違って、それが良い

気がついたら、1時間半も経っていて、それだけ集中していたことに驚く
まさに、フロー体験

左側がくまさん作、編み目の違いが一目瞭然


そして、お待ちかねのおやきタイム

まずは、栗つぶあんをいただく

これが、集中したあとと言うこともあって、めちゃくちゃ美味しい
あんこが染み渡る
微熱ブラックとの組み合わせが最高

あ、そういえば電車の運転見合わせで、お昼ごはんを食べ損ねたんだった

微熱さんに、めっちゃ美味い!と伝えて、ピザ味もいただく

いやはや、これも美味しい


お帰りになられる方が、微熱さんにおやきの代金を支払いたいと声をかけられている

いやいや、参加費いただいてますから
いやいや、おやき代支払います

そんなやりとりを、みんな微笑みながら見守っている

気がつくともう16時近く
夕方に帰る約束をしてきたので、そろそろお暇とする

荷物を持ってから、微熱さんに、おいくらですか?と声をかける

?マークを頭に浮かべた微熱さんに、おやき代を支払いたいと伝える

こんな冗談を言えるほどに、ブックカフェは賑やかで、穏やかで、それぞれがそれぞれの楽しみ方が出来る、そんな空間でした


ブックカフェをお手伝いされた皆さん、参加された皆さんも、クラファン、本の寄付など、微熱さんをサポートされた皆さん、参加者の一人として、心から感謝します
くまさんのワークショップは久しぶりに貴重な時間となりました
ありがとうございました

微熱さん、誘ってくれて、ありがとう
思い切って、ブックカフェを企画して、押し進めてくれてありがとう
大成功でしたね

次の企画も、楽しみにしています



#ブックカフェ
#微熱さん
#おやきと文学










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