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ゴングの癒し

ゴングって知ってますか?

ゴングを身体中で聴いてきました。

それは耳で聞くという感覚では全くなく、全身で頭皮から皮膚、足の裏まで細胞ひとつひとつで音の周波数を浴びる感覚でした。

以前、最初に聴いたときは音が全身を通るような体験でした。椅子に座った状態で、音が身体の線に沿って頭から足の先へ、通っていく今までにない感覚です。

その感覚が忘れられず、もう一度体験できればと思っていたところ、その機会に巡り合い、今度はもっと近くで全身で音を浴びることができました。その後起こった身体と心の変化が今までにないものだったので、この体験を綴ります。

演奏後の身体の変化

ゴングを全身で聴いた後、とても驚いたことは、肩こりが消えていたこと

日頃から慢性的に肩こりで首から肩にかけて重い感じがしていて、それが普通だと思っていたのですが、約40分程のゴング演奏後、肩から首にかけてとても軽い。肩や首の痛みは当然なく、何か抜けたような感覚を感じました。

それは何年も忘れていたような感覚。そして、なんだか若返ったかのよう。
若返ったと感じただけで心はほくほくニヤニヤと嬉しく、足取りも軽い。

とはいえ、ここを出るころにはいつもの肩に戻っているだろう、なんて疑心暗鬼な思いがよぎったのですが、そんなことはなかった!

家に帰ったあとも、次の日も肩は軽く痛みや重みは感じませんでした。
私の肩はもう凝っていない。
肩はもう凝らない、と不思議と思っています。

ゴング演奏の様子

ゴングとは、Wikipediaによると、体鳴楽器に分類される打楽器の一つで音程のある銅鑼(どら)。青銅、真鍮、鉄などでできた金属製円盤を枠(ドラスタンド)に吊るして、桴で打ち鳴らす。とあります。

体験したゴングセッションでは、ゴングひとつが子供が両手を広げたくらいの直径で、一部屋の対角線に2つずつ配置されていて、計4つ。大きなゴングの空間に挟まれるように、参加者はそれぞれ自由に床に座り、ときには横になったり、リラックスした状態でセッションは始まりました。

セッションの前に、音を全身で受け取る準備をしたのですが、それがとても心地良かった。

まず、自分の支えである足をほぐして整えます。それから腰、胸、肋骨をさすり、身体に優しさを向ける。そして心臓の音を感じながら深呼吸。身体だけでなく、自然と心も開いてリラックスした状態でゴングの音を浴びました。

ゴングが鳴っている間中、手足からビリビリと電流が流れるように音のエネルギーを細胞ひとつひとつが感じます。なんだかわからない次元をさまよう感覚がとても心地良く、でも眠りには落ちることはなく、ただ音の周波数に浸りました。

ゴング演奏後は、身体の軽さと、頭の中の何かが入れ替わったようなスッキリしたような感覚。

このような身体への労り方をもっと早く知っていれば、とこれまでのケアのなさに気づくと同時に、優先順位を上げて身体への癒しの時間を取ることは、エネルギーを満たす本質的な効果があることを知りました。

音に全身を委ねて

そしてもう一つ気づいたこと。
それは、委ねるということ。

その空間は安心で心地良く、不安や恐れは何もなく、ただ全身を音に委ねました。

それはまさに、全身で受け取ることの体現だったのです。

受け取ったものは、身体の変化に加え、自分自身への労りでした。

自然に心地良く守られているから大丈夫という感覚
豊かであることを自分も受け取ることができるという感覚。

毎日毎日、生まれてから今でも動き続けている心臓と私の全身に感謝を感じました。その気持ちだけで、自分から自分へ向けて癒すことができるということが腑に落ちたのです。

全身で癒しの音を浴びるということは、想像していなかった気づきに出会えた貴重な体験でした。

巡り合い

最後に、ゴングに巡り合ったのはコーチングからのご縁でした。
そして偶然その場に、会いたいと思っていた憧れの人も参加されていて、同じ体験をすることができました。それもとても嬉しく、音が繋ぐ巡り合わせに心から感謝です。


ゴング、とてもおすすめです。

今回体験させていただいたのは、GIZAさんが主宰するセッションで詳細はこちらよりぜひご覧ください。


これを読んでくださったあなたが、どこにいても心地よい音で癒されていたら嬉しいです。


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