#038 金持ち父さん貧乏父さん 実践その2:スタートを切る為の十のステップ④新しいやり方を次々と仕入れる―速習の力
(※この記事は2021/3/25に投稿したものとなります(https://earth76.com/038-%e9%87%91%e6%8c%81%e3%81%a1%e7%88%b6%e3%81%95%e3%82%93%e8%b2%a7%e4%b9%8f%e7%88%b6%e3%81%95%e3%82%93-%e5%ae%9f%e8%b7%b5%e3%81%9d%e3%81%ae2%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%92%e5%88%87/))
実践その2は、以下の十のステップがあり、本日は④の内容となる:
■スタートを切る為の十のステップ
・①強い目的意識を持つ―精神の力
・②毎日自分で道を選ぶ―選択する力
・③友人を慎重に選ぶ―協力の力
・④新しいやり方を次々と仕入れる―速習の力 ←本日はこちら
・⑤自分に対する支払いをまずすませる―自制の力
・⑥ブローカーにたっぷり払う―忠告の力
・⑦元手はかならず取り戻す―ただで何かを手に入れる力
・⑧ぜいたく品は資産に買わせる―焦点を絞る事の力
・⑨ヒーローを持つ―神話の力
・⑩教えよ、さらば与えられん―与えることの力
■こんな人にお勧め
・自分はお金持ちになりたいのに、お金持ちになる為の学びを受けてないと感じる人
・「お金の作り方」の選択肢が、朝起きて会社に行く、しかない人
・自分はお金を作る為の勉強をしてはいるが、何故か成果が出ておらず、理由が分からない人
■④新しいやり方を次々と仕入れる―速習の力
筆者は、
・一定の作り方に従わない限りパンも焼けないし金儲けもできない
と述べている。つまり、
・パン屋はみな「パンの作り方」に従ってパンを作る
・その作り方がもう頭の中に入っていて、何も見なくてよいとしても、一定の作り方に従わない限りパンは焼けない
・金儲けをする場合も同じ
と述べている。
つまり金儲けをする為にも「やり方」があって、それをきちんと認識した上で、その通りにやる必要がある、ということだ
■人は「学んだこと」によってできている
また、
・人は、食べた物によってできている
と言われるが、金儲けにおいては
・人は、学んだことによってできている
と述べている。言い換えると、
・学んだことによって、自分がどういう人間になるかが決まる
訳であるから、
・何を学ぶかは慎重に決めるべき
・頭脳はとても大きな力を持っていて、その中に詰め込んだものによって、あなたがどうなるかが決まる
と述べている。
これには納得させられるところがある。「学んだこと」という目に見えないものを、「食べた物」という目に見えるものに例えて表現することで、いかに「学んだこと」が大事であるのか、それによって現在の自分が出来上がっているのだ、と再認識した。
もし現在の自分が、なりたい自分(=金持ちの自分)と異なるのであれば、そのGapを埋めるための「食べ物」すなわち「学び」を体内に取り入れ、咀嚼し、消化し、血や肉(知や肉)にして、筋トレする為の基礎体力にしていかなければならないのだ、と感じた。
■頭の中にある、学校で習った「お金の作り方」の考え方を変える必要がある
お金に関することとなると、
・ほとんどの人の頭の中にあるのは学校で習った基本的なやり方だけ
・つまり、お金のために働くというやり方だけ
だと述べている。すなわち世の中にはびこっているこのやり方に従い
・何百万という人が朝起きて仕事に出かけ
・稼いだお金で請求書の払いを済ませ
・あまったお金でいくらか投資信託を買い
・また次の日に仕事に出かける
というループを繰り返しており、これが大部分の人が信じている「お金の作り方」だと述べている。
このループにうんざりしている人、十分なお金を稼げないでいる人、そういう人達は、今自分の頭の中にある「お金の作り方」を変える必要がある、と述べている。
■金儲けのための講座を受け学んだことを行動に移す実行力をもつ
筆者は26歳の時、「抵当流れの不動産を買う方法」という講座を週末に受けたとのこと。
この講座で学んだことを実行する為、ゼロックスに勤めるかたわら、抵当流れになった物件を買う為の技術を学び続けたとのこと。
の結果マスターした方法を使うことで、数百万ドルを手にできた、とのこと。
上記をまとめると
・金儲けをすることが出来る方法を教えてくれる講座に「身銭を切って」参加し、学びを得るべし
・得た学びを実行に移す為の方法を更に学ぶべし
・学んだ方法を実践し、効果を確認するべし
といったことだと考えられる。
今だとオンラインセミナーなどもあるだろうし、まずはYouTubeなどの動画で有料級の情報を出している人も大勢いるから、怖がらずに(笑)覗いてみて、自分が信用できると思う人を見つけて(ここが一番のキーになると思うが)、きちんと勉強することが大事だと感じた。
自分が信用できる人の基準は、いま思いつく限りだと、
・1.自身が投資家であること、
・2.自身が実際に実施したことを述べている人、
・3.出版をしている人(またはNoteやブログ、音声メディアなどで素性が分かる人)
辺りが条件になるのではないかな、と考えている。
■今日知っていることは1年後には変わっているかもしれない
上記のように「学ぶこと」は、自分を形成する上で重要なことは分かったが、もう一つ大切なこととして
・全てがどんどん変わっていく現代においては、あなたが何を知っているかはもうあまり意味を持たなくなっている
・何故なら、あなたが知っていることがもう時代遅れになっている場合が多いからだ
と述べている。
2021年時点でもこの流れは顕著で、むしろ加速しており、今後も更に加速し続けるであろうと思われる。
である為に、
・より速く、効果の上がる方法を探すことができるか
・その方法をいかに速く学ぶことができるか
の技術が
・「より速く」効果の上がるお金の作り方を見つける際に、大いにものを言う
と述べている。
図解すると以下のようだと解釈した
<学びに時間をかけすぎる場合>
※著書を元にあすなろ(earth76)作成
<学びを短縮化できた場合>
※著書を元にあすなろ(earth76)作成
■まとめ
以下、本日のまとめです。
・十のステップの4つ目は、④新しいやり方を次々と仕入れる―速習の力
・パンを焼くのと同様、金儲けをする為にも「やり方」があって、それをきちんと認識した上で、その通りにやる必要がある
・人は、学んだことによってできているので、何を学ぶかは慎重に決めないと、大きな力を持つ頭脳のパワーにより、あなたがどうなるか決められてしまう
・頭の中にある、学校で習った「お金の作り方」の悪い考え方を変えないと、お金持ちにはなれない
・金儲けのための講座(今ならYouTubeやオンラインセミナーなど)を身銭を切って受け、学んだことを行動に移す実行力をもつ
・今日知っていることは1年後には変わっているかもしれない
・より速く効果の上がる方法を探すことができるか、その方法をいかに速く学ぶことができるか、という技術が大いにものを言う
以上、まとめでした。
今回の議論には、これまでの「何を(what)」「何故(why)」「どうやって(how)」という議論に、新たに「どれくらいの速さで(how fast)」という新たな軸が加わったことが、新しかったと思う。
いつかやりたい、いつかお金持ちになりたい、と願うだけで学ぶことを「高速」でしないと、勝てない、という構造がようやく分かってきた気がした。
一方で、本書では触れていないが、時代とともに移り変わらない、普遍的な考え方というものも確実に存在するはずであろう、と思うし、それについても、今後しっかり勉強して行きたい(学んだことはシェアしていきます!)
以上、何かしら皆様の人生の気づきになることがありましたら、光栄です!
あすなろ(earth76)式:https://earth76.com/
Twitter: https://twitter.com/home?lang=ja
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