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ざくろペーストを求める旅

フェセンジュンが食べたい。
悲しい出来事で話題になってしまったマンガ「セクシー田中さん」で頻繁に登場するフェセンジュンが食べてみたい。

セクシー田中さんの作者が砂時計を描いた人と知らなかった。砂時計は我々平成世代の青春です。
訃報を聞いて同じ人だと知った。
そしたらセクシー田中さんを読んでみたくなり、TSUTAYAに借りに行って一気読みした。

ふふッと何回も息を漏らして読んだ。ついつい笑っちゃう。マンガってこうだった!田中さんのスッピンの破壊力、、、。
いろんなタイプの人が出てきて、それぞれパッと見で分からない悩みを抱えてて、共感できたり気付きがあったり。
多様性という安易な言葉にするのは惜しいから、多様な現代人が出てくる!とでも言っておこう。

そう、それでフェセンジュン。
マジで美味しそうに描かれている。ペルシャ料理らしい。
食べてみたい。

ネットで調べたら、マンガ食堂っていうサイトが出てきて、鶏肉とクルミとざくろペーストと玉ねぎがあれば作れるっぽい。
クルミはフードプロセッサーで細かくする工程がある。
甘酸っぱいざくろペーストに鶏肉の旨み、舌にまとわりつくクルミの粒。
え、絶対うまいやつやん。想像する限り好みの味。

とりあえずカルディにざくろペーストを探しにいくことに。
息子(1歳半)をアンパンマンカートに載せて狭いカルディに入っていったのだが、息子、脱走。
結局肩に息子を担ぎ、片手でアンパンマンカートを押しながら、ざくろペーストを探した。アンパンマンカート、幅をとるから他のお客さんの邪魔になってしょうがない。
結果、ざくろ酢はあるけど、ざくろペーストはない。
ざくろ100%ジュースもない(←ざくろペーストの代用になるかも…と書いてあった)

ここまで来た意味…と思うと同時に、肩に担いだ息子の重みが増す。
せっかくなので、イオン直営の輸入食品売り場もチラ見。
イチジクジャムやデーツシロップを発見!惜しい。
フェセンジュンを食べたことがないから、代用できるか分からない。初回の冒険は怖い。
ざくろジュース発見。でも1リットルもある。レシピで必要なのはざくろペースト大さじ2だ。飲み切れる自信がなくて断念。

息子、肩に担がれたまま寝る。
母ちゃんの体力が限界に近づいてきた。
イオン直営のスーパーにも行きたかったけど、この状態では無理。
ゴマとターメリックを輸入食品売場で買うのが精一杯で
少しお高くついて凹む。

ざくろペーストは日本人にとってやすやすと手に入るアイテムではなかった。てゆーか、カルディにはクルミもなかったからミックスナッツをとりあえず買ったよ。タイ米も買わなくちゃ!
フェセンジュンの道のりは遠い〜。

マンガ食堂で紹介されているレシピページを残しておこう。


結局今夜はカオマンガイにした。
圧力鍋を使って5分の簡単飯。欲を言えばタイ米でやりたかった。

イオンで削られたHPがなかなか復帰せず、息子と寝落ちしてしまい、こんな時間に。
トイレで見た自分の顔がめっちゃ疲れて老けててゾッとした。

今日は多忙だったから仕方ない。自分におつかれさまと言ってあげたい。明日は風呂あがりの開脚を忘れぬよう!

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