テニスのメンタルタフネス7
ここまでメンタルタフネスについて書いてきました。
感性が必要な事。
集中とは何か?
メンタルタフネスを実現させる為のウォーミングアップとは?
そして今回は実際の試合の中でのメンタルについてです。
皆さんは試合中に独り言を言ってますよね?どんな独り言を話してますか?
よくメンタルのお話で自分の中に2人いて、それぞれをセルフ1とセルフ2を名付けて…みたいなのがあります。そうした学術的なメンタルの話ではなく、実際試合中にどんな独り言を言ってますか?と言うお話です。
それを通じてお伝えしたいのは、どんな独り言や考えがメンタルに一番悪影響を及ぼすのか?と言う事です。
結論から言うと、一番メンタルに悪影響を及ぼすのは、時間的なものです。
具体的に言うと、
①過去
②現在
③未来
とある時間の中で、どれに集中しているのか?と言う事です。
「今迄打てていたショットが、急に入らなくなる。」「ラケットが振れなくなる。」「足が動かなくなる。」こうした状態は、以前も書いたようにメンタル的に悪影響が出て、身体からある種のホルモンが出ている状態です。
そのホルモンによって、筋肉が上手く動かなくなる事で起きる状態なので、フィジカルの問題ではないのです。勿論フィジカルからのアプローチで回避しやすく出来る事はあります。
しかし「一番の原因がメンタルにある」と言うことを知らないのと知ってるのは、大きな違いが出るのです。
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