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邯鄲な日記20220511

  絶賛公募のアレを構想中なので、noteに書くネタがない。noteに定期的に創作をアップしている人を見ると頭が下がる。noteでも書きながら、公募もしている人、あるいは文学フリマに出す人、色々いると思うが、今は私はnoteに書くと発散しちゃいそうなので頑張って貯めている。

 昨晩、とても良い夢を見たので幸先がいい。その夢での出来事は願ってもないことだったのだけれど、それをちゃんと喜べて良かったし、願ってもないことをちゃんとイメージできたこともとても良かったと思う。これまで私はたとえ夢の中でも、しっかりイメージできたことがなかったように思うから。

 子供のためにも、自分のためにも、いい絵本を読むことはいい刺激になる。この絵本、ここ数年で一、二を争う良い話だった。おかしみもあるのに、なんだか淋しい気持ちにもなり、滋味に溢れている。

 タイトルに惹かれて手に取ったのだけれど、かなり昔からある絵本だった。この作者、ワンダ・ガアグさんに興味津々で、「百まんびきのねこ」も借りるつもり。「なんにもないない」は旧訳版を図書館で借りた。他の人から自分が見えなくても別に困らなかったけど、見えないと気付いてもらえないんだ、とか、ほろっとこぼれた言葉が心の核心を突いてなかなかに恐ろしい本だ。「なんにもないない」は「みえないこいぬぽっち」という名で新訳版が出ているのだけれど、どっちが良いんだろうか。

 子供に星野源の「喜劇」のMVを見せたらハマってしまった。ごそごそ何かやっていると思ったら、MVに出てくるモンスターを作っていた。折り紙を半分に折って口を作るなんて、我が子ながら気が利いていていい。ところで、いつからPVと言わずにMVと言うのが主流になったんだろうか。

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 連休は、子供をあちこちに連れまわしたのだけれど、ひたすら手を動かしてもいた。一年か二年ごしに作ったトートバック。漁網をも作れるビニールコードで編むので手がしびれて大変だった。段々手がきつくなってしまったので、底部分がたわんでいる(本当は真面目にゲージを取ればいいのだけれどやってない)。もともとキッチュなのがウリのようなバックなので、まあいいじゃんと思って。

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 ↑ これ、どうやって格子柄を作っているかというと、表に出ていない方の糸はこま編みで編みくるんでいるわけです。これまでかぎ針では、色の柄は段でしか出したことがなかった(はずな)ので、新鮮だった。その代わり糸はいっぱい使うんだけど。

 これはまた別のバッグ。ぐるぐる編む編み方が楽しいのだけれど

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  出来上がりはこれ。脇を編みつなげるとバッグに。しかしこのバッグは子供に奪われた。

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 上のバッグの余り糸がまだ少しあるので、自分用に編んでいる。白・黄・青のトリコロールなのだけれど、意図せずある国への支援を表明している人みたいになったのが少し居心地が悪い。支援が、じゃなく、意図せずそんなように見えるのが。

 五月中盤、そろそろ桑の実の収穫の時期。

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