日記 20240313

 前日を創作をする日にしていたのに、憂鬱なことを考えていて寝不足だったこともあって全然書けず、仕方なく仕事を先に終わらせた。だからこの日は丸々創作に割けることになった。憂鬱な気分はホルモンバランスのせいでもあったようで、朝起きたら爽快になっていた。
 しかし「丸々割ける」といっても、日中学校のボランティアの仕事もあった。正直今日も休みたい気持ちがあったが、先日、このボランティアの目玉の仕事を、通勤の必要な仕事のために欠席していたので、パソコンを一旦消して学校に向かった。

 私の参加しているボランティアは、学校の花壇を整備する活動だ。PTAなどから会費をもらい、新入生が入る時に教室に飾る花を作ったり、運動会の時に花壇を整備したりするのが主な仕事だ。
 今月は卒業式があるので、卒業式の最後に卒業生が歩く花道をプランターで作るという一大作業があった。私が時間ギリギリに着くと、他のメンバーは既に集まっていて、プランターを広げたり、培養土のビニール袋を開けたりしていた。
 今回の花道用の予算は、「花いっぱい活動」と言われている。東日本大震災を機に作られた予算だそうで、震災発生後十年で支給が終わるはずだったのが、なぜか今も続いている。東北からは遠く離れたこの場所で、小学校の卒業生を花で見送ることと、東日本大震災のあれこれがどうつながっているか全然分からない。

 コロナ禍や共働き家庭の増加で、このボランティアの人数は減るばかりだ。今年度は三人しかいない。だから、一人が休むと重労働になるし、二人休むと中止になる。雨以外で中止になることが増えた。先月は確かそういう理由で中止になった。
 しかしこの日は寒かったものの綺麗に晴れ、単なる草取りではなく花を植えるという楽しい活動だったので気分が良かった。
 そうだ、元々このボランティアに参加したのは、人のお金で庭いじりができることだったではないか(身も蓋もない感じだが)。草取りの月が続くときは正直うんざりするが、こういう機会でもないと、外に出て手を動かすことはあまりない。自分の庭の手入れは自己満足にしかならないが、学校の花壇の手入れは少しは外に開いている。

 ほどよく体を動かしたので、家に帰ってきても頭が冴えていた。もう少ししたら、予想外に時間がかかった改稿が終わる。


 今週はこんな感じで。

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