日記 20240212~0216


創作 進まないったら進まない

 進まないんですよ、これが。いや、別に記念受験だって言うんなら途中段階で送ったっていいんだけど、そうではないから困っている。
 なかでも一番嫌なのが、なんらかの人間関係について書く時、それが自分の体験の域を出ないことだ。
 たとえば今困ってるシーンというか設定というかが親子関係なんだけども、主人公と私は重なっている部分もあるけれど原則別人として書いている。別人なのだから、主人公の親と主人公の親子関係と、私と私の親の親子関係は違うはずなのに、自分の方に寄せて書いてしまう。
 自分が受け取ったことについて考察したい作品ならそれでもいいんだけど、手癖でそうしてしまう。
 とはいえ、私が実感を持って知っている親子関係はそれしかないわけで、なかなかそこから離れて考えることが難しい。よしんば考えることが出来たとして、「こういう親子関係を築いている人が、成長して今こういうことで悩むだろうか?」ということが証明できない、ということも思うのである。成長して悩んでいること(=つまり創作の主題)も、ある特定の親子関係を持つ、私から完全に離れえない問題だからだ。

 結局自分のことかよ、みたいなのが創作していると付きまとうので、それで自分じゃない人をなるべく書こうとしているのに、磁力が強くて困る。

 それ以外にも、お話そのものを面白く書くにはどうしたらいいかという基本的なところが、まだ分かっているようで分かっていない。最近、以前より分析的に小説を読むようになったのだけれど、そう読めてもそう書けるようになるのには飛躍が必要だね。

 三月の講座に出す〆切は今週末ではなくて来週末だったので、やっぱりギリギリになってしまうけどそこまでには形にしておきたいな。頑張れー私ー!

子供のこと

 子供、まだまだ子供なので、子供だけで寝かせると三十分は余裕でぺちゃくちゃ喋っていたりする。もちろんそうならないように気付いたら注意するのだけれど。
 また、「今日は一緒に寝て欲しいよ」と言う日もある。今は仕事がアレだし創作もヤバなので寝落ちしないように中途半端に布団にもぐって子供の隣で横になるのだけれど、そうしていると私はたいてい淋しくなったり、悲しくなったりしてしまう。
 私はいい母親ではないと思うからだ。
 こんなにも子供は私を受け入れてくれているのに、自分はどこか不純な愛情しか抱けていないような気がするし、今日の夜ご飯時も宿題をやるときも朝学校に行く準備をしている時もあんなに、あんなふうに怒ってしまった、とか思うのである。他のうちのお母さんはもっと、こんなDVまがいなんじゃなくて、優しく、子供の自己肯定感を伸ばして、根気よく習い事や勉強に付き合っているのでは。分かっているならやればいいのに、品性がダメなのか体力がダメなのか能力がダメなのか、できない。
 ……という風に、ダメなことに目がいってしまうのである。

 多分、失いたくないからそういうことを考えてしまうんだろうと思う。別に今も「手に入れている」わけではない、みたいな考えが、変に自分の首を絞めたりなんかして。

 今週はそんな感じで。

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