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入社3ヶ月で転職したくなってしまった話

はじめまして。

自分が何を考えているのかを「言語化できたらいいな」「ついでに記録に残しておこう」と思ってnoteを始めることにしました。何年後かに見返して、恥ずかしいと思うかもしれないけど、飾らずに正直に書いていこうと思います。

最近わたしの頭を悩ませているのは主に転職のことです。

2020年の4月に大手IT企業に入ってから、まだ4ヶ月しか経っていませんがすでに転職サイトに登録、エージェントとの電話面談を済ませ、1社に履歴書を提出しています。

現職のIT企業は特段ブラックということもなく、大手で福利厚生は整っているし、残業も多くなく、いい会社だと思います。ただ、プログラミングに全く興味が持てないことが私が居心地の悪さを感じている理由なのかなあと思っています。

転職したいと思ったきっかけは大学4年生の3月に見たアニメSHIROBAKOです。大学4年生の3月なので、まだ社員にもなっていない段階です。SHIROBAKOはアニメ制作を舞台とした働く女の子たちに焦点を当てた作品です。SHIROBAKOの自分たちの夢に向かって進むキャラクターたちと、なんとなく就活をしてなんとなくSEになろうとしている自分を比べて情けなくなりました。その頃から、自分が本当にやりたいことが見つかったら、そちらに移ろうと考え始めました。だから、就活生でアニメ好きな人は早めにSHIROBAKOを見とくといいと思います。刺さる人は自分のやりたいこととやろうとしていることにギャップがあることに気がつきつつも見ないフリをしているんじゃないかな…と思います。一個人の感想ですが。

アニメに触発されたからと言って、3月にいきなり新しく職を探し始めるなんてことはできず、そのまま「なんとなく」入社しました。そのため4月から6月の間の新入社員研修で完全に心が折れてしまいました。SEとして必要な知識を叩き込まれ、プログラミング言語の勉強をしていましたが、文系出身のわたしにはこれが本当に地獄でした。プログラミングがわたしには全く理解できなかったのです。わけのわからない呪文を延々と唱えられ気がおかしくなるところでした。コロナウイルスの影響で在宅で研修を受けていたこともあり、周りの同期に助けを求めることもできず「世界で一番物分かりが悪くて、グズなのは自分なのだ」という自己評価の中で耐え忍んでいました。「文系SE 辞める」「文系プログラマ 鬱」などで夜な夜な検索し、大変なのは自分だけではないのだと言い聞かせる3ヶ月間でした。

7月に配属されたら少しはマシになるだろうと思って、入門研修を耐えましたが配属後も自分にとってモチベーションが上がる出来事があるわけでもなく、毎日怒られながら言われた業務をこなしています。

就活の面接の中で「君はうちで何をしたいの?」と質問された時に答えることが出来ず、お茶を濁したことをよく覚えています。残念ながら、今でもその質問には答えることができません。プログラミング技術を使ってこんなことがしたい、あんなことがしたいという夢を持つ前に心が拒否反応を示してしまっているからです。

SHIROBAKOの好きなセリフの中に「ゴールがはっきりすると、やるべきことが見えてくる」というものがあります。今は自分の中で現職でのゴールが見えていない状態なのだと感じています。SEとして働く明確な理由がないまま「なんとなく」就活をして、「なんとなく」SEになったことを後悔しています。そこで自分が人生で本当にやってみたいことはなんなのか、今死んでしまったとしたら自分の人生に満足できるか、と考えた時に転職をすることに決めました。

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