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今日のおやつは
今日のおやつは何?
と子どもらに聞かれたので
お団子かなぁ
と他のことを考えながら適当に答えた。
すると長男が
みたらしがいい。
と言って
6歳三女と3歳四女が
お団子作るの手伝いたい!
と言って手を洗い始めた。
他のことをしていたんだが
子どもたちがやる気になってるので
仕方なく手を止めた。
白玉粉をボウルに出して水を入れ捏ね始めると
段々楽しくなってきた。
おやつだって、ご飯だって、
買って済ませられないことはない。
そうすればもう少し私にも
自由な時間が増えるかもしれない。
だけれども
私の足元で、
誰がコンロの前に立つか、
で喧嘩を始めたり
お団子を夢中で丸めては
小さな手にのせて
ほら今度は綺麗にできた
とか
これは○○の形
とか
いちいち見せてくれたり
するのは面白い。
いびつな形のお団子を
グラグラと湧いた湯の中に
一つ一つ丁寧にしずめ
次に茹でるお団子を丸めながら
浮かび上がるのを待つ。
面倒だなと思うことも、やり始めれば
それをやることで生まれる楽しさ、発見、感動、悔しさ、学びがある。
それらを味わうことができないまま
一日が終わってしまうとしたら
何のために生きているやら
わからなくなりそうだ。
だから
手間をかけることで
得をすることがある
と私は思う。
子どもらは
いびつな形のお団子に
たっぷりのみたらしあんをかけて
ほおばった。
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