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江ノ島へ

子ども5人を逗子海岸へ連れて行った時のこと。
晴れていたので海の向こうに江ノ島がくっきりと見えて唐突に江ノ島へ行きたくなった。

昨年初めて江ノ島を訪れるまで
江ノ島なんてカップルがデートで行くところだと思っていて
人混み嫌いの自分が行く場所ではないと思っていたのだが

わたしの周りで
江ノ島神社に足繁く通う方がいたので

人に影響を受けやすいわたしは
自分も行ってみようと一度足を運んでみて驚いた。

ここは、祈りのために来る島だったんだ

自分の足で江ノ島の地を初めて踏んでみた感想はそれだった。

そして今このタイミングでピンとくるものがあったのと
お産のための体力づくりの意味も込め
電車と徒歩で江ノ島へ。

島の奥へ奥へと進んでいき
険しい岩肌を見上げられる場所まで来た時

今は整備されて歩きやすくなっているけれど
もし鎌倉時代にここまで一人で来たとしたら・・・?

と考えてみた。

あまりに心細くて、怖くて、
わたしにはとても来れそうにない、と思った。

さらに暗くていかにも恐ろしい岩屋に何日も籠って祈りを捧げたというのだから
どれほどの度胸のある方だったんだろうか??

その心を支えるものは「信仰」だったんだろうか?
自分が、自分の意志ではどうにもできない大きな力に守られていることを
心から強く信じられる力といえばいいだろうか。

その力が強くなければこんなところにはとても来られそうにない、と感じた。

わたしが数週間後のお産に挑むにあたって必要なことは
今出来ることの全てを尽くしたあとは天を強く信じようと思う。

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