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"うつ"って、振り子みたいなもの

うつは、振り子で例えてみると
自分の状態が客観的に見えたりします。

心が安定している人の振り子は
動いていません。

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頑張りすぎている人や、
我慢しすぎている人のおもりは
限界まで、傾いています。

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そして、
ついに限界を超えてうつになると、
おもりが大きく揺れ始めます。

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うつが回復に向かっていくときは、
そのおもりが揺れながらも
振り幅がほんの少しずつ収まって、
安定へと向かっていきます。

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そして、この振り子ですが
うつになった後でも、
”気分が良い方”におもりが
傾いているときは、回復を
したかのように元気になります。

なので、この時に
元の生活に早く戻したくなるんです。
(また同じ方向におもりを傾け始める)

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そこで覚えておいていただきたいのが、
"気分が良い方"におもりがふれている時に
・頑張りすぎる
・ポジティブになろうとする
・復職して元の働き方をする
・今までの遅れを取り戻そうとする
・元の生活に戻そうとする

これをしてしまうと、
今度はおもりが反動をつけて
反対側に大きく揺れてしまう

ということです。

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この状態では、いつまでたっても
振り子の揺れは収まらず
長い間うつで苦しむことに
なってしまいます。

なので、うつになった後は
"元気が出てきた時こそがんばらない"
をやってみてください。

がんばるのは諦めて、
"つらい時期"と"元気な時期"を
行ったり来たりしながら、
振り子の揺れが収まるまで
気長に待ってみてください。

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