【試合観戦記】5/24日本ハム4-3楽天: 連敗止まらず5へ。早川ベストピッチが勝利につながらない...
ベストピッチでも連敗阻止できず
「今季1番といっても良い出来でしたね」
解説を務めた楽天OB・鉄平さんによる早川隆久評だ。
事実、この日の左腕エース候補は素晴らしい快投を繰り広げた。
太田光とのイザコザを経て1軍へ再び戻ってきた5/3○M1-12E(楽天モバイル)以降、被打率.150と戦果をあげてきたストレートがこの日も上々。さらに全体の36.9%で多投したフォーク、チェンジアップの落ちる系の精度も素晴らしかった。
空振り/スイングのWhiff%が今季自己最高の31.6%をマーク。今季の楽天先発陣の中でも3位を記録したのだ。
しかし、そんなベストピッチが勝利につながらなかったのは残念。
どこか歯車がかみ合わない今のチーム状況を表した3時間27分にもなった。
10回適時失策の責任の所在
決勝点は10回2死3塁、伊藤裕季也のタイムリーエラーだった。
この日1軍再登録された背番号39はこの回からショートに入った。
9回裏、村林に代えて代打・茂木が2点同点打。その茂木に代わって翌10回表キーストーンの守備に就いたのだ。
そして2死3塁、松本剛の遊ゴを処理した際の1塁スローイングがワンバン送球になり、ファースト鈴木大地の足が離れる悪送球に。タイミング的にはアウトだったものの、これでセーフとなり、三走の生還を許した。
今江敏晃監督はベンチを飛び出してリクエスト要求も、判定そのまま。
これで今江監督のリクエスト成功率は・・・
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