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【試合観戦記】 6/12巨人4-5楽天: 2位の鷹・オリと2.0差!交流戦初Vへ大きく前進した巨人戦2連勝!
約2週間で借金完済
この2日間は交流戦初Vへ向けて大きな弾みになる2連勝となった。
巨人を迎えた3連戦。その初戦を小郷による逆転サヨナラ2点二塁打で劇勝を飾ったイーグルスは、この日もその余勢を駆って初回一挙5得点。序盤に戦況を決定づけた。同夜、交流戦2位のソフトバンクがヤクルトに3-9の大敗。これでゲーム差は1.0から2.0へと広がり、残るは4試合だ。
前回6/8試合評も言及したが、昨年も今年も5/28時点で借金は9あった。昨年は2009年を彷彿とさせる真夏の反攻と期待されながらも借金完済は9/30と3ヵ月かかっていた。
ところが、今年は約2週間後の6/12に完済なのだ!
さらに言えば、楽天ナインは暑さにも元気だった!
この日の列島は本格的な暑さに見舞われた。福島・伊達市で今年初の猛暑日35.2度。東京都心でも今年初真夏日。ぼくの住む信州上田も朝から太陽が本気を出し、今年初めてハーフパンツで作業をした。仙台も今年最高の29.0度を計測。そのなかでも楽天ナインは暑さ知らずだった。
開幕後、野手の故障離脱者ゼロ
主要メンバーはほぼ出ずっぱりである。
チームの中核選手へとレベルを上げた小郷は全524イニング出場。先制決勝三塁打の辰己も4/7○H2-3E(楽天モバイル)を起点にセンターで460イニング連続出場。同様のことは二遊間を守る小深田、村林、さらにはここのところ良い場面での仕事が光る鈴木大にも言える。
それなのに、著しくコンディションを落とすことなく、ここまで献身的な活躍をみせている。
じつは今年の楽天、開幕してから野手で故障離脱した面々がいないのも、特徴的だ。
投手ではターリー、荘司、則本、藤平、松田と戦列を離れたが、野手ではゼロ。
首位をゆくホークスが5/30三森大貴が右手ひとさし指を負傷して抹消となり、柳田悠岐も右半腱様筋損傷で今季絶望。7連勝で交流戦9勝5敗としホークスと並ぶ同2位タイに浮上してきたオリックスも、森友哉、福田周平といった主戦級野手を故障で欠く状況だ。最下位独り旅のライオンズは先月から村田、平沼、外崎、岸、蛭間が相次いで故障離脱している。(岸は感染症特例)
そのなか、楽天はフランコ、島内が不振で抹消されたケースはあるにせよ、故障での野手離脱者はゼロ。
僕ら外部からでは窺えしれない内部の裏側で懸命のリカバリー対策、コンディション施策が講じられているのかも、昨年暑熱順化対策の経験が今年もいきているのかもしれない。
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巨人=1番・丸(右)、2番・坂本(三)、3番・吉川(二)、4番・岡本(一)、5番・ヘルナンデス(中)、6番・大城(指)、7番・立岡(左)、8番・岸田(捕)、9番・泉口(遊)、先発・山﨑(右投)
楽天=1番・小郷(右)、2番・村林(遊)、3番・辰己(中)、4番・鈴木大(三)、5番・渡邉佳(左)、6番・浅村(三)、7番・フランコ(指)、8番・太田(捕)、9番・小深田(二)、先発・ポンセ(右投)
成長ぶりを示した“むらたつ”先制劇、フランコのミスター3ランおじさん
初回は素晴らしい先制5得点になった。
交流戦の立役者である1番・小郷こそ本戦ひと休みになったものの、2番・村林、3番・辰己の“むらたつ”がわずか7球で先制してみせた。
両者とも今季の成長ぶりを示す・・・(続く)
...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2024』でどうぞ。
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