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【回顧】 怪物退治から吹雪まで。9回途中3失点もノムさんにボヤかれたのは? いろいろあった楽天の4月2日事件簿

楽天の4月2日の戦いを振り返る 

日に日に野球が生活から遠のく日本列島。

楽天の野球記事をお届けする僕のメルマガにどれだけの意味があるのか。正直むなしさを覚える瞬間が増えてきた。こんな気持ちは読者がガタ減りして風前の灯に追い込まれた2013年11月以来のこと。

しかし、ここは気を取り直し、イーグルスの4月2日の戦いに迫ってみよう。

振り返ると、通算7勝4敗の4月2日にも、めくるめくドラマがあり、さまざまな球団史が紡がれてきた。順を追って回顧してみたい。

◎4月2日の戦績

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平成の怪物退治。楽天には松坂キラーがいた 

球団史に残る記念碑は2005年4月2日だ。
新規参入年の開幕7戦目。仙台にライオンズを迎え撃った3連戦の第2戦になる。

初戦を岩隈久志の粘投と打線の爆発で16-5の大勝を飾ったイーグルスに、この日は平成の怪物が立ちはだかった。

しかし、圧倒的な下馬評を覆して楽天が5-3で勝利し球団初の2連勝、日米通算170勝右腕に黒星をつけている。

近鉄時代から松坂大輔キラーとして鳴らした高須洋介が先制打を含む2安打、ロペスも4番で2本のタイムリーを弾き返すと、投手陣は5人を注ぎ込む小刻みな継投で競り勝った。

結局、この年は西武戦3勝17敗に終わったが、そのうち2勝を松坂から挙げている。

9回途中3失点ながらノムさんにボヤかれたのは?

球団初の6連勝を記録したのは2008年4月2日のこと。
永井怜のプロ初完封勝利で始まった快進撃は先発ローテが1巡し、この日も背番号30がマウンドに上がっていた。

試合展開は初回無死満塁で山崎武司ら中軸が機能して4点先制した楽天が終始優勢。永井は2試合連続完投勝利・・・(続く)

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