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データだけが知っている!右肘手術明け楽天辰己涼介の現在地

いよいよ開幕月!

カレンダー変わりまして開幕月の3月に入りました。

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さて、僕らのイーグルス、対外戦好調ですね!

昨日は沖縄から空路で1度帰仙した楽天一軍、ここまでの実戦成績は5勝3敗1分の勝ち越し。

9試合のうち6試合で二ケタ安打をマークするなど、若手の躍動が目立ち、好調です。

そして今朝の各紙報道では、来日が待望されていた新外国人のマルモレホス、ギッテンスが今週中にも来日するとの報せ。隔離期間を経て、3/8~3/16まで滞在する静岡日程で1軍に合流の見通しだと伝えています。いやっほーい!ですよね。

元気がないのかな?

そのなか、少し気になる選手がいるのも事実。

そんな選手の1人に、昨年球団初の外野ゴールデングラブ賞を受賞した辰己涼介選手がいます。(以下敬称略)

大卒4年目を迎えた辰己は年明け1月、後輩の武藤敦貴とDeNAの伊藤裕季也とともに愛媛県西条市で自主トレ。

キャンプでは2/17○E8-0Sで金久保優斗からお好きなハイボールを脱力打法で仕留めて、満塁ホームランにする場面もありました。

しかし、和田恋、小深田大翔が打率.333、渡邉佳明が.368、山﨑剛も.313と3割をアピールするのに対して、辰己は.240とイマイチ。

「少し元気がないのかな・・・」という印象になるわけです。

辰己涼介 2月試合別 打撃成績

昨年11月右肘手術の影響

僕はこれ、昨年11月中旬にメスを入れた右肘クリーニング手術の影響だと思っています。

肘のクリーニング手術自体は野球選手の手術の中でも最もポピュラーと言えるもの。開幕間に合わないであろう大田光の左肩関節脱臼に対する修復術よりも軽度。僕の中ではそんなイメージです。

平均3~4ヵ月で競技復帰とも。もちろん症状別で短くなることもあれば長くなることもあるでしょう。たとえば、1/7に同手術を受けた森原康平は、1ヵ月半経った現在、はやくもパルススローを用いてピッチングのリハビリに取り組んでいます。

辰己もキャンプに参加できて、打撃練習も行い、実戦9試合全てに出場している。ですから症状は重度ではなく、中度もしくは軽度だったのかなと想像できるわけです。

ただ、開幕までまだ時間があります。ことさら無理させるべき時期ではありません。万が一、無理をさせて症状がぶり返すようなことがあったら一大事ですからね。

おそらく首脳陣も同様の判断だったのでしょう。上記成績表のとおり、2月の実戦はDHでの起用が多かった。

守備に就いたのは、わずかに15イニング。そのなか、2/19△E3-3Tの3回2死2,1塁では大山のヒットが中前へ飛ぶ場面がありました。状態万全ならバックホームしたであろうシーンでした。しかし辰己は無理せずに中継へ緩く球を返すだけだったのです。

だから状態万全を10とするなら・・・(続く)

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