ソフトバンク工藤監督にバレてしまっている、楽天ウィーラーの致命的すぎる弱点《CS前評》


CS突破に欠かせない菊池雄星ほか左腕の攻略

みなさん、こんにちは。
信州上田在住、郷里の英雄・真田幸村の「赤備え」がクリムゾンレッドに見える楽天ファンの野球ブロガー、@eagleshibakawaです。

来たる決戦、クライマックスシリーズが、いよいよ明日に迫ってきました!

3位の悔しさを晴らすべく、所沢に乗り込み、いざ!炎獅子退治!!
そして福岡へと駒を進め、若鷹軍団に借りを返し、2013年以来4年ぶりの日本シリーズ進出へ!!
楽天ナインの底力を強く期待しています!!

下剋上からの日本一を成し遂げるには、左投手の攻略が不可欠だと思います。

今シーズン、レギュラーシーズン全日程を77勝63敗3分の勝率.550で終えた楽天ですが、その戦績は相手先発の左右で様相が異なっていました。

敵先発が右投手のとき64勝46敗3分の勝率.582の好戦績を挙げた楽天。
一方、左投手時は13勝17敗の勝率.433.と分が悪かったのです。

◎相手先発左投手のときの成績

楽天が負けているときは、敵の左投先発のQS率は88.2%。
楽天が勝ったときでも、13試合中5試合でゲームメイクを許している。


主要打者の打撃成績を左右投手別で確認しても、左投手のときに結果が出ていない打者が多くなっているのです。(下記表参照)

左vs左の対決で長打力が削がれて不利になる左打者が、主戦級に多いのも、原因の1つなのでしょう。

◎楽天主要打者の左右投手別OPS、打率


CSを戦う西武、ソフトバンクには優れたサウスポーが多いです。
西武には難敵の菊池雄星(楽天戦防御率0.82)を始め、リリーフにも武隈祥太(同1.64)、野田昇吾(同1.13)、シーズン終盤に故障復帰した高橋朋己(同0.00)が控えています。

ソフトバンクも和田毅(同0.00)、嘉弥真新也(3.09)、モイネロ(同0.00)を擁しています。
とくにモイネロとの通算32打席の対決では、楽天打者は32打席30打数ノーヒット(エラー2個含む)、17三振、2四球と完璧に牛耳られており、菊池対策とともにCSへどのような対策で臨むのか、注視されています。

ソフトバンク工藤監督にバレているウィーラーの弱点

いざ!サウスポー攻略へ!!
そのカギを握るのは、やっぱり、ウィーラー選手だと思うんですよね。

言わずもがなの、チームきってのムードメイカーですし。
この人が打てばベンチの雰囲気が、ガラリと変わった場面、僕ら鷲ファンは多く見てきました。

今季、ウィーラー選手ががホームランを打つとチームは21勝8敗。
ウィーラー選手が1試合2安打以上を記録したゲームでは29勝12敗2分。
これが1試合3安打以上だと10勝1敗1分に。
1試合2打点以上では18勝4敗と、いずれも良い成績でした。
杜の大魔王が打つと、チームに闘志が漲り、勢いに乗るんですよね。

それに、他の選手の活躍劇でも、我が事のように、いや、それ以上に喜んで祝福する姿は、2013年Vのときに貢献したAJの存在感とはまた違った意味で、大変心強い存在になっています。

しかし、ウィーラー選手、左投手対戦時に致命的な弱点を抱えていまして。
実はそのこと、ソフトバンクの工藤監督にもバレてしまっているんですよね。

みなさん、覚えているでしょうか?
この件について、象徴的なできごとがありました。


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