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【試合感想文】 9/19ソフトバンク-楽天:Aクラスまで遂に0.5差!

2者連続で変則右腕の失投を攻略

相手先発が左腕の大関友久ということもあって、この日は1番・村林一輝、2番・伊藤裕季也の布陣を敷いたイーグルス。

楽天の1、2番がともに右打者だったのは、7/4●B9-7E(山﨑福也)、7/5○B1-6E(宮城大弥)、7/26●F3-2E(上原健太)に続く今季4度目だった。

上位に右を2人並べる作戦は大関がマウンドにいたときは効果を発揮しなかったが、二番手・津森宥紀に牙をむいた。

1死2塁で火消しに入った変則右腕は右打者被打率.176。「厳しいかな」と思われた矢先、いずれも外角狙いのスライダーが捕手のミットより甘く中に入ってきた失投を応戦した。

村林は前夜を彷彿とさせる理想のバッティングで左前へ弾き返す決勝打に、伊藤裕は必死のバッチで中前へ運び、一挙3得点で戦況を決定づけた5回の4連打攻勢に貢献している。

試合展開

ソフトバンク=1番・周東(二)、2番・野村大(一)、3番・柳田(右)、4番・近藤(左)、5番・柳町(中)、6番・デスパイネ(指)、7番・川瀬(遊)、8番・井上(三)、9番・嶺井(捕)、先発・大関(左投)

楽天=1番・村林(遊)、2番・伊藤裕(三)、3番・島内(左)、4番・浅村(指)、5番・岡島(右)、6番・阿部(一)、7番・辰己(中)、8番・太田(捕)、9番・小深田(二)、先発・藤井(左投)

両軍のスタメン

負けていたら悔いが残ったであろう場面

この試合、もし負けていたら悔いが残ったと思われる場面は、0-0の3回2死3,1塁の場面だ。

先頭・辰己涼介が四球出塁。続く太田光が初球犠打を決めて得点圏を演出した。9番・小深田大翔は2-2からの8球勝負をしぶとく中前へ運んでみせて1死3,1塁と好機拡大。1番に戻って村林の打席時に・・・(続く)

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2018年9月のGM就任から始まった石井体制も5年目へ突入。今年はGM職を外れて監督業に専念する総決算・集大成の戦いに。監督も「狙うのは優勝ですね。優勝以外を掴まされてもハズレ」と不退転の決意を示す今シーズンを試合感想文やコラムなどで綴ります。

いよいよ真夏の反転攻勢も完成間近!3位ソフトバンクと遂に遂に0.5差!

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