2月練習試合レポート(渡邉佳明)
昨日で全日程が終了した2月練習試合。
この9試合で地味に存在感を発揮している犬鷲戦士がいる。
年末年始は横浜西口の低酸素環境専門の高地トレーニングジム「Green Terrace」で自主トレに励み、元旦は伊豆の大室山から初日の出を拝み、キャンプ初日には佐竹コーチと投げティーの居残り打撃練習でバットを振り込んでいた渡邉佳明だ。
今年で大卒5年目の26歳。
選手としてちょうど良い頃合いに差し掛かっている。
打撃成績は23打席に立ち、センターから逆方向に応戦して21打数8安打、7得点、4打点、2四球、1三塁打、打率.381。
屈指のバットコントロールは練習試合でも健在。ここまで71球と対峙してバットを振ること32スイング、そのうち31回でコンタクトに成功している。
また走者有では60.0%の高確率で走者を次塁に送り込む仕事、またはアウトにならず後続につなぐ役割をこなすのだ。
そんなバットマンとしての魅力もさることながら、今回注目したいのは・・・(続く)
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