【2024新体制】 今江新体制スタッフの陣容、固まる
去る13日、球団から今江新体制のスタッフ陣容が発表されている。
球団創設20周年を迎える来季新体制は、今江敏晃監督が12球団最年少40歳。若き指揮官の誕生で話題を呼んでいるが、その他の1軍スタッフも若い。W石井が1軍から抜けて全員40代以下となり、平均年齢41歳も12球団最年少のはずだ。
今江監督と渡辺直人ヘッドコーチは、来年ともに指導歴4年目へ突入する。海千山千のペナントレースを勝ち抜くためには経験が少ないと見る向きもあるかもしれない。
しかしチームが世代交代へと舵を切ろうとするなか、首脳陣も世代交代を測ったという意味なのだろう。両者とも内外の人望は厚く、チームは過渡期にあたるため早急には結果は出ないかもしれないが、常勝軍団への礎作りを励行してくれるはずだ。
ただし、今回の組閣は球団主導だろう。
ふつうは新監督が就任すれば、その指揮官と野球観の合う人材が複数人招聘され、監督の意向を組んだ組閣が行われる。その度合いが行きすぎると「お友達内閣」と揶揄されるが、意思疎通という点でいえば、そのほうがスムーズだ。
しかし今回の顔ぶれをみると、今江人脈をにおわせる外部招聘はなかった。その点、今江監督がやりにくさを・・・(続く)
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