【戦評】 本格派左腕に地団駄を踏ませた、2死走者なしからの3得点~3/5○楽天4-0DeNA
左腕苦手病を克服へ
昨年パリーグ最下位の左投手打率.235に終わったイヌワシ打線。
この課題を克服すべく、今年の対外戦ではサウスポーから打率.262と良く打っている。
前日は濱口から8安打5得点を奪うと、一夜明けたこの日も左腕を攻略した。
NPBを代表する左の本格派・今永にロックオン。
イーグルスは初回から走者を出し攻め立てるも、今永の粘投に遭い4回まで無得点。
開幕ローテを競う先発・石橋も快投で応じ、ゲームは投手戦の様相を呈していた。
スコア0-0のまま、5回裏に突入。
今永攻略の先制決勝3得点は、辰己、小深田が淡泊に凡退を重ねた後、『2死走者なし』から始まった。
火を付けたのは三木チルドレンの筆頭格。
直近2試合は9打席で7出塁(安打3四球3死球1)。
前日に「すごく力をつけてきている」と指揮官が目を細めた3年目の成長株が、足がかりを作った。
山崎幹の鋭い打球は三遊間を切り裂き、ショート柴田の横っ飛びをかわし左前へ。俊足の切込み役が打線にスイッチを入れると、クリーンアップは長短3連打で役割を果たした。
みごとなカウント球撃ちをみせたのは、連続二塁打で打点を稼いだ3番・島内、4番・ウィーラーである。
5回2死まで楽天打線は2ストライク後11打数0安打7三振。
今永の前に成す術なしだった反省を活かし、ここでは追い込まれる前の甘い球に狙いを絞って弾き返した。
《技あり巧打》で3点目を入れたのは5番・鈴木。
2-2と追い込まれていたが・・・
※ここから先は『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記:2020前半戦』読者さんへ。または本記事を単体でご購読くださった読者さんへ。なお、同じ内容を『まぐまぐメルマガ』でも配信中!新規読者さん募集中!!!
読者の皆さんにいただいたサポートで、さらなる良い記事作りができるよう、心がけていきます。