【試合感想文】 6/21中日5-2楽天:結局五分か?光明の五分か?
交流戦9勝9敗で終了
4カード連続勝ち越しで交流戦優勝の可能性もあった楽天は、雨で流れた振替試合を2つとも落とし、結局9勝9敗の五分の6位で終えている。
交流戦におけるパリーグ順位だけをみても、11勝7敗で終えたソフトバンクとオリックス、10勝8敗の日本ハムに続く4位だった。
全体の順位では6位から5位に1つ順位を上げたものの、交流戦開始前と比較して1位とのゲーム差は9.5→10.0、2位は8.0→9.0、3位は7.0→8.5とそれぞれ差が広がるかたちになった。
借金9も変わらずそのままで、結局3週間時計の針が進んだだけ。そう捉える向きもあるかもしれないが、それも事実だけど、最悪は回避され、まだまだファイティングポーズを取り続けることができる体勢を維持できた点はほんとうに良かった!
だって、仙台市宮城野区が最高気温28.2度を計測した6/7●E3-11T、田中将大が打ち込まれて阪神に大敗を喫し、借金が今季最多タイ12に広がったときには、2018年の梨田昌孝監督休養劇が脳裏をよぎった。このままズルズルいくんじゃないかと暗澹とさせられた。
そんなチームを救ったのは、翌日の小深田大翔による逆転サヨナラ3ランだ。
あの一閃は直前に痛恨エラーを喫した小郷裕哉を直接的には生き返らせる一撃になったが、と同時に楽天ナイン全体の闘志に再び火をいれる結果になった。
さて、ここから大事なのはリーグ戦再開後の本拠地西武3連戦である。
今季は4勝4敗1分とここまで五分。しかしライオンズのチーム状況は目下・・・(続く)
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