見出し画像

【試合評】これ!知ってますか? 剛速球魔人サファテに対し、島内宏明が魅せる仰天エピソード!!~9月2日●楽天1-3ソフトバンク

終戦直後の焼け野原...

8月15日以降の1勝15敗1分の戦績は、まるでB29の爆撃を受けた終戦直後の焼け野原のよう。
「全く別のチームになってしまった」。
梨田監督も八方ふさがりといった感じで、嘆き節は相当深くなっている。

8回2失点の前夜の岸に続き、本戦では辛島が7回2失点のハイクオリティスタートを記録したが、スコアは1-3の負け。

27イニング連続でタイムリーがなく、唯一の得点は6回無死満塁、4番・ウィーラーの三ゴ併の間に三走が生還したその1点だけで、打線が2戦連続で好投する先発陣を見殺しにした。

この日、楽天が放ったヒットは僅かに4安打だった。
藤田による右中間真中を破る二塁打と、6回にオコエ、銀次が各々放った内野安打、そして9回に島内がサファテから弾き返した中安の4本で、塁打は5。

1試合塁打5以下に終わったのは今シーズンこれで11試合1勝10敗。
そのうち7試合が8月以降に記録されており、もっと言えば、そのうち5試合が8月15日以降に集中している。

◎1試合塁打5以下の試合

シーズン途中まで白星先行していたソフトバンク戦の戦績も、気づいてみたら9勝11敗と逆転され、今や対ホークス6連敗になった。
クライマックスシリーズで当たることを考えれば、日曜日、何が何でもエースで連敗を止めたいところなのだ。

これでチーム成績は3位、114試合64勝48敗2分の勝率.571とした。
最多31あった貯金も半分まで減らし、貯金16は5月26日以来である。

ソフトバンクはマジックを2つ減らしM14、首位とのゲーム差は12.5に広がり、絶望的だ。(楽天の自力優勝は前日に消滅している)
幸いにも2位・西武がオリックスに敗れたため、2位とのゲーム差は1.5と変わらずになっている。

両軍のスタメン 

楽天=1番・オコエ(右)、2番・ペゲーロ(指)、3番・ウィーラー(三)、4番・アマダー(一)、5番・銀次(二)、6番・島内(中)、7番・岡島(左)、8番・藤田(遊)、9番・嶋(捕)、先発・岸(右投) 

ソフトバンク=1番・明石(二)、2番・今宮(遊)、3番・中村晃(左)、4番・柳田(中)、5番・デスパイネ(指)、6番・福田(一)、7番・松田(三)、8番・上林(右)、9番・甲斐(捕)、先発・東浜(右投) 


オコエはつらつ、今日もヒットで8試合連続安打

楽天ナインの多くが、心身共に疲弊し、焦慮感に苛まれ、自信を喪失している中、唯一の好活躍を続けているのが、1番に入っているオコエだ。

この日も、死球、空三振、二安、遊ゴ失と、4打席中3打席で出塁。
6回の出塁では唯一のホームを踏んだ。
これで8月24日ロッテ戦(●E1-2M)から8試合連続安打、同期間の打率は33打数14安打の.424となった。

初回先頭打者でのいきなりの死球は、オコエのプレーを見守る僕ら鷲ファンを少しヒヤッとさせた。

というのは、、、

※ここから先は有料エリアでお楽しみください。
本稿は単品でも購入可能ですが、おすすめはこちらのマガジン!
11月末日まで50本以上を所収し、150円の1記事が66円とお得!
『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記〔2017後半戦〕』

まぐまぐメルマガでもお届け中。ご登録はこちらから

ここから先は

3,165字 / 3画像
この記事のみ ¥ 150
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

読者の皆さんにいただいたサポートで、さらなる良い記事作りができるよう、心がけていきます。