【2020展望】 悲願のチーム防御率リーグ1位へ。期待高まる鷲の投手王国到来

オリンピックイヤー、東北に念願の投手王国が到来するかもしれない。

田中将大がMLBに活躍の場を移した2014年以降、楽天の投手力は落ち込んだ。低迷から再建へ潮目が変わったのは2017年のこと。FA入団した岸孝之の安定した好投が大きく、チーム防御率は4.11→3.33へ大きく躍進。以降、楽天の防御率は3年連続でリーグ平均値を下回り、リーグ順位も2位→3位→2位と堅調だ。

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昨年は二本柱の故障で苦しい台所事情を余儀なくされたが、首脳陣が上手い運用をみせた。

1枠増えた1軍登録枠を効果的に用いて、コンディション管理に気を配った采配が光った。そこに指揮官の期待に応えた石橋良太の覚醒とセンターラインを中心とした守備の好支援も加わり、下落が懸念された防御率も踏み止まることに成功した。

そして石井一久GM体制2年目の今シーズン、イーグルスが満を持してリーグ防御率1位を奪取するときがやってきたのだ。

昨年10月からの相次ぐ補強劇で、投手王国創立への陣容は整っている。

10月のドラフトでは、、、

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