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【試合観戦記】 7/5楽天5-1ソフトバンク:4番の一閃と開幕左腕の粘投でホーム勝率.794の若鷹軍団から逆転勝利!

今年も3連勝なるか?!

7月第1週の週末は敵地・福岡に転戦。
リーグ戦再開後も8勝2敗1分と爆速で貯金を積み重ね、2位ロッテに11.0差をつけているソフトバンクとの3連戦だ。

そのの初戦、カード頭10連勝中のホークスから、楽天が4番・鈴木大の逆転決勝2号3ランなどで5-1の逆転勝利。
イーグルスがカードの初戦を白星で飾ったのは、6カードぶりのことになった。

リフレッシュを経て中13日で戻ってきた先発・早川は、今季5勝目(3敗)。

2度の満塁ピンチを切り抜けるなど、毎回ランナーを許しながらも自己最多タイ11奪三振をマークする6回7安打1失点の要所を締める内容で、和田との早大対決を3度目の正直で制した。太田と仲直りして3年ぶり2度目の完投勝利を飾った5/3○M1-12E(楽天モバイル)を起点に始まった連続QSは、これで9に伸ばした。

それにしても、ホームの勝率.794のホークス相手に、よく勝ちをひろったと思う。
みずほPayPayドームに命名変更後はホームで24試合19勝4敗1分(勝率.826)とさらにブーストかかっていただけに、この勝ちを大切にしたい。

昨年のソフトバンクは交流戦明け9勝3敗で優勝戦線の先頭を走るも、七夕の夜の楽天戦を5-6でつまずいてから、悪夢の12連敗。7/8にはモイネロが戦線離脱し、首位の座をオリックスに明け渡すと一気に3位まで沈んでV逸した。

今年も同日オスナが下半身のコンディション不良で登録をはずれている。

楽天が土曜日もとることがあれば、ホークスの脳裏に昨年の悪夢がちらつき始めるだろう。
パリーグのペナント争い、若鷹軍団にこのまま簡単に押し切られてしまうのは、あまりにもつまらない。
楽天が一矢報いて敵地3連勝するようなことがあれば、もしかしたら球宴後おもしろくできるかもしれない。

試合展開

楽天=1番・小郷(右)、2番・村林(遊)、3番・辰己(中)、4番・浅村(三)、5番・鈴木大(一)、6番・フランコ(指)、7番・阿部(左)、8番・黒川(二)、9番・太田(捕)、先発・早川(左投)

ソフトバンク=1番・周東(中)、2番・今宮(遊)、3番・栗原(三)、4番・山川(一)、5番・近藤(左)、6番・正木(右)、7番・吉田(指)、8番・海野(捕)、9番・廣瀨(二)、先発・和田(左投)

両軍のスタメン

立ち上がり、早川を立ち直らせたのは?

ここのところ快投続きの早川だったが、本戦はよくゲームメイクした。

というのは、このカードは5/21●E0-21H(みずほPayPayドーム)、5/22●E0-12H(京セラドーム)、あの2戦合計0-33大敗後初のマッチアップになったからだ。

早川自身も4/5●H6-1E(楽天モバイル)に5回10安打5失点と黒星を喫して以来のホークス戦だった。

あのときは初回1番・周東からの長短3連打を浴びて出鼻をくじかれ、太田のサインに何度も首を振る光景があった。なかには小刻みに10度首を振るシーンも目撃されるほどテンポが悪かった。

だからこそ、警戒して慎重になりすぎた部分はあったのだろう。

立ち上がりは24球を費やした。
初回に24球以上使ったのは、今季3度目だった。

1番・周東に2-0とカウントを悪くし、結局2-2から左前へ流し打たれて出塁を許した早川。
前回4/5対決では立ち上がり3連打があったもから、2番・今宮を警戒して・・・(続く)

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2024』でどうぞ。

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