推進したい楽天の複数ポジション

三が日サンスポの複数ポジション報道

正月三が日の最終日、各紙が新人選手の1軍キャンプ参加を報じるなか、サンスポの「楽天・石井監督、野手は最低2ポジションを!」が目についた。下記に記事を引用する。

 楽天・石井監督がこのほど、2月の春季キャンプで野手陣に2ポジション以上を守らせる方針を明かした。起用法に幅を持たせるためで、「最低2つできるような感触をキャンプの中でつけてほしい。選手もそこは武器になる」と説明した。

既に遊撃手の小深田は秋のフェニックス・リーグで中堅に挑戦。二塁手として2016年から5年連続でベストナインに輝いた浅村も例外ではない。「アサに関してもオリンピックでファーストをやったりもしていたし」と語った。

楽天・石井監督、野手は最低2ポジションを! (サンスポ2022/01/03 05:00)

内外野の活躍が光る山崎剛、渡邉佳明

複数ポジションと言えば、昨年は山崎剛、渡邉佳明の存在は大きかった。

守備位置別のスタメン数は下記のとおりだった。

山崎剛 遊撃32、二塁8、中堅3
渡邉佳 二塁1、三塁6、左翼16、右翼5

ポジション別のスタメン数

1試合の中で内野・外野どちらの守備にも就いたケースは、山崎剛が7/12●E0-8Hを含む3試合、渡邉佳は9/30○E8-5Fを含む2試合で記録がある。

この他、ディクソン、内田靖人も内外野でスタメンを張った。

昔は懐疑的でした

一昔前まで、僕は『どちらかというと』複数ポジションに懐疑的な立場だった。

2015年の話になる。現在ブルペン捕手を務める伊志嶺忠がキャリア最多54試合に出場したシーズンだ。

捕手登録の伊志嶺は・・・続く

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2022』でどうぞ。

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