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【試合評】田中将大100勝を演出した好守連発の数々~4/24○楽天2-1西武

鷲ナインの闘志に火をつけた辰己の好捕

「守り勝ったゲームと言っていいでしょうか」

ゲームセット直後の中田浩光アナの実況が、西武5回戦の本質を表していた。

コロナ禍の東北を明るく照らす田中将大のNPB通算100勝と7回以降の零封リレーを引き立てたのは、守備陣の好守連発だった。お立ち台で田中も「良い守備が数多くありましたし」と口にしたとおり、守備陣は良く躍動し幾多もの危機を救った。

全ては辰己の塀際好捕から始まった。

初回1番・若林との駒大苫小牧高対決。後輩を2-2に追い込んだものの、決め球が甘くなってバックスクリーン左へ快飛球を飛ばされた。抜ければ西武に序盤の流れが傾く危険のある場面。完全な二塁打コースと思われた。しかし、この塀際の獲物を長駆背走しグラブに収めたのが、イーグルスが誇る「外野の守り人」だった。

翌2回、8年前の優勝戦線を田中将と共に戦い、本戦では西武先発・本田の低めチェンジアップを・・・(続く)

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