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【試合観戦記】 9/28オリックス5-2楽天:田中マー君の足を引っ張ったお孫さんの拙いプレー

3位とのゲーム差2.0へ拡大

逆転CSへ手痛い一敗だ。

初回4番・浅村の先制打で1点先取した楽天だったが、4回だった。
362日ぶりに1軍マウンドに戻ってきた田中将が、味方拙守にも足をひっぱられ一挙3失点。

2点を追うかたちでゲームが5回に突入するころには、所沢の西武vsロッテ戦はロッテが3-0とリード。その5回には田中マー君が太田に右越えソロを浴びると、翌6回は二番手・渡辺も失点。

所沢の戦況もロッテ5-1西武と趨勢は決定的となり、中盤以降の流れはオリックスが握る同23回戦になった。

これで3位ロッテとのゲーム差は2.0差に。月曜日からの直接対決2連戦を前に、いよいよ崖っぷちだ。日曜日、イーグルスは背水の陣で臨む。

先制した初回にあと1本出ず

4試合連続で初回に幸先よく先制した楽天。
2アウト走者なしからの先制劇だった。

3番・辰己が左中間にツーベースを打ち返すと、4番・浅村が良い詰りの中前タイムリー。味方打線の勢いに乗じて5番・安田も右前へ鋭いヒットを弾き返し、なおも2死2,1塁というチャンスだった。

押せ押せ!にみえたが、6番・鈴木が右飛に凡退。

うまく引っ張り込んだようにみえた。お得意の右方向にフライを創出した。が、思いのほか伸びなし。ほぼ定位置のイージーフライに終わった。この日、鉄人は4タコ。ここへきて調子を落としており、直近14打席で1単打なのだ。

試合展開

オリックス=1番・茶野(右)、2番・西野(三)、3番・太田(二)、4番・森(指)、5番・紅林(遊)、6番・西川(左)、7番・セデーニョ(一)、8番・渡部(中)、9番・若月(捕)、先発・髙島(右投)

楽天=1番・小郷(右)、2番・小深田(二)、3番・辰己(中)、4番・浅村(指)、5番・安田(捕)、6番・鈴木大(三)、7番・伊藤裕(左)、8番・渡邉佳(一)、9番・村林(遊)、先発・田中将(右投)

両軍のスタメン

渡邉佳明の拙いプレー

初回にあと1本出ていたら・・・と悔やまれるシーンになったが、問題は一挙3失点で逆転を許した4回表の攻防だ。

試合後、Xにも投稿したが、ファーストを守る渡邉佳が田中マー君の足を引っ張った。

無死1塁、打席は5番・紅林。前のロッテ戦で3安打をマークしたとはいえ、今年は打棒がイマイチ。オールスター明けの後半戦に限れば、OPS.547、打率.216と、なかなか点がとれないオリックス打線を象徴するかのような数字だった。

その紅林が一安を記録し、無死2,1塁とピンチ拡大。

じつはこれ、一ゴだった。

フルカウント勝負で1塁走者はスタートを切っていたためゲッツーは困難だったが、1死2塁になるはずだった。

ところが、渡邉佳がグラブを弾いて後逸。

セカンドのコブが懸命にまわりこんでバックアップし、1塁送球の間一髪劇まで持ち込んだものの・・・(続く)

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2024』でどうぞ。

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